「話すこと」「聞くこと」 「食べること」
を支援するスペシャリスト
子どもから大人まで「話すこと」や「聞くこと」などのコミュニケーションに障害を持った人や、のどの機能が弱って「食べること」に障害を持った人に対して、検査や訓練などを行い、その回復のサポートを行うリハビリの専門職です。
子どもから大人まで「話すこと」や「聞くこと」などのコミュニケーションに障害を持った人や、のどの機能が弱って「食べること」に障害を持った人に対して、検査や訓練などを行い、その回復のサポートを行うリハビリの専門職です。
「話すこと」や「聞くこと」などのコミュニケーションに障害を持った人や、のどの機能が弱って「食べること」に障害を持った人に対して、検査や訓練などを行い、その回復をサポートします。声や発音の障害、ことばの発達の遅れ、失語症、自閉症など、さまざまな障害を持つ人を対象としているため、子どもから成人、高齢者まで幅広い年齢層の方への支援を行います。
人口の約4%、約600万人が、ことば、聞こえ、食べる、コミュニケーションに障害があると言われています。しかし言語聴覚士は、1997年に国家資格となった比較的新しい資格のため、2012年4月までの資格取得者は2万人程しかおらず、多くの医療機関が言語聴覚士を必要としています。さらに、成人や高齢者だけでなく小児の発達障害も対象となるため、障害児施設や特別支援学校などにも活躍の場が広がっています。新入職員としての初任給は、月収244,480円(賃金構造基本統計調査による職種別平均賃金(時給換算)より算出)が平均のようです。
国家試験に合格すると免許が与えられます。国家試験の受験資格を得るには次のような方法があります。
言語聴覚士は、「話す」「聞く」「理解する」「食べる」ことのリハビリに加え、認知症の早期発見や治療でのニーズも高まり、言語聴覚士の約8割が病院を始めとした医療機関で活躍しています。また、言語聴覚士は勤務時間が規則的であるため、仕事が続けやすいことも魅力の一つです。
言語聴覚士は、「ことばの発達が遅い」「発音が苦手」「コミュニケーションが苦手」「耳が聞こえにくい」「読み書きが困難」などで困っている子どもたちにリハビリを通じて回復を促し、成長をサポートします。そのため、近年では小児科や発達支援センターなどでも、言語聴覚士のニーズが高まっています。
言語聴覚士は、ことばで自らの訴えを上手く伝えることができない方を対象とすることが多いため、人の心を理解するための「心理学」の知識が重要です。「こころとは何か?」「人間とは何か?」などを学びたい方にオススメです。
言語聴覚士は、「なぜ人はことばを理解できるのか?」「音とはそもそも何か?」など、ことばや音の不思議を理解し、それらの知識を診断や評価に役立てます。また、言語聴覚障害学はまだ解明されていない未知の世界が多いため、探求心の強い方にオススメです。
言語聴覚士になるには、医学などの理系領域はもちろん、言語学や音声学、心理学といった文系領域を多く学ぶことも特徴の一つです。また、「ことばの専門職」である言語聴覚士は、医療系国家資格の中でも、読み書きなどの国語力のスキルが求められるため、文系の方にも向いている医療専門職です。
ライフスタイルに合わせて働き方が選べます。言語聴覚士は、医療専門職の国家資格であるため、生涯を通じて働くことのできる仕事です。本学科学生一人当たりの求人数が例年50件近くあることからも分かるように、需要の高い仕事のため、一時的に離職しても再就職先は見つけやすいといえます。さらに、病院や社会福祉法人などは労働環境も適正であることがほとんどで、産休や育休および介護休暇が取得しやすいことが多いです。
「話すこと」については、言語の問題(失語症)や吃音などに対して検査を行い、状態に応じて訓練をします。「聞くこと」については、聞こえの障害(聴覚障害)のある方に、検査や訓練、補聴器のフィッティングなどを行います。
食べ物が口からこぼれる、うまく飲み込めない、むせる、といった摂食嚥下(えんげ)障害に対して、原因の調査をします。その結果から、「 咀嚼して、飲み込む」ために必要な器官の運動訓練や、飲み込む反射を高めるための訓練を行います。
子どもの言葉の遅れに対して、絵本を見せて言葉を引き出したり、文字の習得ができるように指導を行ったりします。また家族や教育機関と連携し、子どもの周辺環境を整える役割も担っています。
Case1
病院などの医療機関
対象となるのは子どもから高齢者まで。患者様に対して検査やリハビリを通して回復を支援します。病院内で医師・看護師・他のリハビリ専門職と連携しながらサポートする「チーム医療」が求められます。
Case2
介護老人保健施設・訪問リハビリ
利用者様には後期高齢者が多く、複数の疾患や既往症を持っているケースも少なくありません。そのため、発声・発語や聴覚のリハビリのほか、嚥下訓練、失語症・認知症のリハビリなど、幅広い支援が求められます。
Case3
小児療育施設
子どもがスムーズにコミュニケーションを取れない原因は、発達障害や知的障害、自閉症などさまざまです。一人ひとりに合わせた訓練、指導に加えて、生活サポートや学習サポートなどを行います。
この資格を目指せる学科
言語聴覚学科