社会での活躍の幅を広げるために、簿記や会計、コンピュータ活用など、社会で求められる実務スキルを磨く科目、経営・マネジメントの能力を身につける科目、良好な人間関係を支える人文社会系のスキルを学ぶ科目を配置したカリキュラムを通して、社会で活躍できるビジネススキルを習得します。そのうえで、興味のある分野に精通した経験豊富な講師陣による指導で、より専門的かつ高度なスキルを習得します。こうした本学科独自の2ステップラーニングにより、各分野で活躍できるスペシャリストを育成します。
医療経営管理学部
Department of Health Informatics 医療情報管理学科
社会での活躍の幅を広げるために、簿記や会計、コンピュータ活用など、社会で求められる実務スキルを磨く科目、経営・マネジメントの能力を身につける科目、良好な人間関係を支える人文社会系のスキルを学ぶ科目を配置したカリキュラムを通して、社会で活躍できるビジネススキルを習得します。そのうえで、興味のある分野に精通した経験豊富な講師陣による指導で、より専門的かつ高度なスキルを習得します。こうした本学科独自の2ステップラーニングにより、各分野で活躍できるスペシャリストを育成します。
医療系分野のスキルを養うべく、実際の病院を想定した「バーチャルホスピタル」を学内に設置し、受付・会計、診察、診療録の入力といった医療事務・情報分野の専門職が行う一連の業務に即した実習室を配置しています。実際の医療機関で導入されている最新の医療情報システムを活用することにより、即戦力として活躍できる知識と技術を身につけ、医療現場の中核を担える医療事務職を目指します。また、IT系分野では、プログラミングなどの専門スキルを高め、加速度的に進化する医療のIT化にも対応できるIT技術者を目指します。さらに、経営系分野の学びでは、経営データの分析や統計学などの科目を通して、企業及び医療機関の組織運営・経営管理を担うための知識を学びます。
将来の進路をより明確にするために、自己表現法やキャリア開発といった学科独自のキャリア開発プログラムを用意しています。このプログラムを通して、学生自らが目指す将来像や目標を明らかにし、その実現に向けてやるべきことを考え、具体的に行動する能力を養います。さらに、医療・IT・経営の各分野の専門性を組み合わせた応用的・発展的な学びに取り組み、自分だけの強みを作り上げます。スキルのかけ算によるこのキャリアデザインによって、就職後も着実に成長できるキャリアを形成します。資格のステップアップを目指せるのも、本学科の大きな特色です。通常の講義に加え、1年次から段階的な各種資格の対策講義を実施し、資格に精通した専門の教員が個別指導を行うなど、資格試験の合格を徹底的にサポートしています。自分の興味に合わせた複数の専門資格を並行して取得することで、高い実務スキルを備えた総合職としても、専門分野に特化した専門職としても幅広く活躍できます。
1年次に行う基礎ゼミにおいて「プラスチックゴミの削減に向けて我々ができること」とのテーマで共同研究をしました。その結果を高齢者との交流の場で発表しました。プラゴミが及ぼす環境問題や分別の必要性について若者目線で我々ができることを提言したところ大きな反響がありました。特に日常生活の中で実現できるように立場が違ってもそれぞれが考え実行できるように心がけようとの発言を会場からいただき、とても有意義で充実した会でした。
本学科では、キャリアプランに応じて資格試験を段階的に組み合わせ取得することができます。試験対策講座も充実しており合格までをサポートしています。
[2022年度試験合格率]
(例)医療系資格
診療情報管理士80.0%
診療報酬請求事務能力認定試験54.8%
メディカルクラーク検定94.2%
ドクターズクラーク検定88.9%
本学科では、通常の講義や自主的なサークル活動を通して、高度なITスキルも身につけられます。その結果、本学科の学生が、2020年度のIBM社による国際的なプログラミングコンテスト(Master the Mainframe)で2名の学生が優秀賞に輝いています。このように、他分野に渡る学びのなかで、IT系のスキルを専門的に高めたり、医療系・IT系の知識をバランス良く身につけた学生は、病院やIT系企業への就職を着実に実現させています。
診療情報管理士の果たす役割は、2000年代以降、飛躍的な高まりを見せています。入院時の診療報酬の額を決定するDPC/PDPS(診断群分類別包括支払制度)において決定的に重要なコーディングを担うようになり、病院機能評価においても診療情報管理士の適切な配置が求められ、近年では、がん登録、医療事故調査制度など、さらにその役割が広がっています。そして、2018年には、DPCのコーディングの根幹をなす国際疾病分類の改訂がなされ(ICD-10から11へ)、国際医療行為分類(ICHI)、国際生活機能分類(ICF)の導入が推進されることで、さらなる医療のデータ化に対応できる診療情報管理士が強く求められています。
にいがたデジタルコンテンツ推進協議会が主催する「にいがたデジコングランプリ2020」にて、本学科の1年生が入選しました!本学科では1年前期に基礎ゼミを開講しており、6名程度でゼミを組み、各ゼミがテーマを設定しグループワークを行います。今年は、複数のゼミが「にいがたデジコングランプリ2020」の応募にチャレンジし、その結果、「オープンデータ活用企画書部門」において2つのゼミが見事に入選しました!詳しくは、学科ブログの記事をご覧ください。
本学科では、経営系の学びの応用として、学生による自主的な学科広報活動が行われています。学科の広報活動では様々なIT系ツールを活用しており、その代表例が学科ブログです。本学科のブログは、既存のブログサービスを利用するのではなく、学生自身が、HTMLやCSS、PHPといったコンピュータ言語を組み立てて運用しています。このような活動を通して、本学科では、IT系スキルはもちろん、企画やプレゼンテーションなどに活かせる実践力を磨くことができます。