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心理・福祉学部

Department of Social Welfare

学びの特色

1.多様な分野を網羅する教育でキャリアの可能性を広げる

福祉を基盤に「医療」「児童」「心理」分野を網羅したカリキュラムにより、介護や行政、教育といった福祉現場でも即戦力として活躍できる専門知識とスキルを身につけます。取得可能な資格も多岐にわたり、多くの卒業生がダブルライセンスを取得。中でも社会福祉士と児童厚生一級指導員とのダブルライセンス取得は日本の大学で唯一です。早期からの国家試験対策や特別授業、個別指導なども、学生の特性や希望の進路を熟知した教員が担当。精神面まで丁寧にサポートしてもらえるので、安心して国家試験に臨めます。福祉に関する多分野の学びとダブルライセンスの取得で、キャリアの幅が大きく広がります。

2.ボランティア活動を経験し社会人基礎力を磨く

障害者の雇用創出と農家の後継者問題の同時解決を目指し、障害当事者と学生が一緒に農作業を行う農福連携の取り組みを実施。動物福祉をテーマに保護犬について考える活動も行っています。また、地域のこども食堂や全国障害者スポーツ大会のパラアスリートサポートにも参加。ボランティア活動の経験は、社会における福祉の役割や自らの適性に気づくきっかけとしても有効です。活動を通じて社会人基礎力も自ずと鍛えられます。

3.手厚いサポートを通して希望の進路を実現する

手厚いキャリアサポートも大きな特色の一つ。1年次からの段階的なキャリア形成教育推進プログラムは、自らのキャリアについて深く考える絶好の機会です。回数を重ねるごとに明確になる進路の実現に向けてキャリア・アップを図り、地域を基盤に幅広いフィールドで活躍できる福祉専門職を目指します。就職に対する支援体制も万全。就職内定率は100%を誇り、国家試験合格率も全国平均をはるかに上回っています。

※1 大学通信ONLINE『2023年度学部系統別実就職ランキング(福祉系)』より出典
※2 大学通信『大学探しランキングブック2025』より出典

公務員の就職に有利

社会福祉学科では、公務員を志望する学生に向けた就職支援ガイダンスを開催。公務員の実務経験豊富な教員が、公務員試験の詳細な情報から対策方法までを丁寧に解説します。具体的な情報の入手でより効率的な試験対策を講じ、公務員試験の合格へと繋げていきます。

FEATURES

多職種連携と社会福祉士

社会福祉士は困っている人とその人をとりまく「ヒト・モノ・できごと」をみつめて、その人の思いや気持ちを尊重し人権を守ります。また社会の仕組みを活かしたり、つくり出したりして、「医療・介護・地域社会・学校・家庭・行政」をネットワークとしてつなぎます。他の専門職とチームで支援にあたることであらゆる人の「自分らしく生きる」を支えます。その要(かなめ)として社会福祉士は重要な役割を果たしています。

家庭介護セミナーの開催

本学科では、行政や地域コミュニティと積極的に連携を図り、地域福祉の推進に貢献するため、新潟市北区自治協議会事業「大学生と協働!地域住民の健康と福祉を支えるまちづくり事業」の委託をうけ、家庭介護セミナーを開催しています。このセミナーは、介護福祉を学んでいる本学の学生と地域住民の方々が交流しながら介護の基本的知識やスキルを学ぶことを目的としています。

社会福祉学科の国家試験対策

在学生アンケート調査結果から、資格取得実績に対する期待は高い状況が見られています。そのカギは、早期対策にあります。3年生後期から開始している特別対策において普段の授業内容と試験対策内容と結び付け、学習意識の向上を目指しています。4年生から本格化する対策は過去問学習から複数回の模擬試験の実施まで、計画的に進めていきます。ダブルライセンス取得に対する対策も同時に進め、開学以来、毎年高い合格者数を維持しています。

キャリア形成教育プログラム

「キャリア形成教育プログラム」の目的は、将来なりたい自分の姿とそれに至るまでの道のりを具体的にイメージすることや社会福祉現場で働くソーシャルワーカーの福祉マインドの基盤を確認することにあります。卒業生から「保健・医療・福祉の専門職になる~社会福祉士のキャリア形成に向けて~」と題して講義をしていただきました。参加者からは、「マルチライセンス取得を目指す先輩の話を聞き、私も複数の資格取得に向けて頑張りたいと思った」という感想が聞かれていました。

新潟水俣病関連情報発信事業

この事業は新潟水俣病に関する情報・教訓を広く発信することにより、県民の理解を促進し、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを目指すものです。これまで約3,000人に上る学生が、新潟水俣病患者の方々のふれあいや、阿賀野川流域のフィールドワーク等による学びの成果を広く県民に発信してきています。参加した学生は、行政をはじめ医療・福祉・介護の現場で、病気や障害など生活上の困難を抱える県民と真摯に向き合っています。

介護予防ケアプラン検討会

新潟市から委託を受けて継続して取り組んでいる「新潟市多職種合同介護予防ケアプラン検討会」について検討しています。この会は、多職種合同による「高齢者の自立支援・QOLの向上のためのケアプランとケアの質の保証を目指しています。また、検討会の効果検証を通じて、介護予防に向けたケアマネジメントのあり方を探る研究が、「新潟市医師会地域医療研究醸成事業」に採択されました。