本学科では、模擬病室(小児・成人・助産)を備えた「メディカルシミュレーション教育センター」を設置しています。全国でも導入例の少ない最新機器を活用した臨床現場さながらのリアルな環境で、看護技術をシミュレーションできる独自のカリキュラムを構築し、1年次より実施しています。中でも特筆すべきは、コンピュータ制御によって小児・成人・妊婦など対象別の特徴や体温・呼吸・脈・心拍といったバイタルサインを再現できる、高性能シミュレータによるシミュレーション教育です。シミュレータに現れる様々な症状に対して、学生自らが必要な看護について考え、繰り返し実践することで、対象者の症状に応じた看護実践力が身につきます。