基礎作業学実習
作業療法士の実務経験を持つ教員の指導のもと、作業療法の治療手段として用いられる作業活動がもたらす効果を学びます。障害に合わせた作業を選択し、作業計画を立てられるようになるための知識・技能を修得します。
リハビリテーション学部
Department of Occupational Therapy 作業療法学科
専門基礎科目を通して、解剖学・生理学などの基礎医学を学びます
作業療法士の実務経験を持つ教員の指導のもと、作業療法の治療手段として用いられる作業活動がもたらす効果を学びます。障害に合わせた作業を選択し、作業計画を立てられるようになるための知識・技能を修得します。
専門基礎科目で臨床医学を学ぶほか、作業療法に関する基礎知識と技術を養います
作業療法士がリハビリで行う作業活動を科学的に分析します。グループで実験を行い、作業活動をリハビリに用いる意義、作業活動が対象者の機能回復・維持にどのような仕組みで作用するのかを理解し、作業活動を定量的に分析する実践力を養います。
障害の各領域における評価・治療技術など、より発展的な学習を行います
発達障害児に作業療法を実施するのに必要な理論と原理を学びます。子どもを対象にする作業療法は成人を対象とする場合と比較してどのように異なるかを理解し、対象児や家族に密着した治療目標、治療活動の立案ができる能力を身につけます。
医療機関や施設で総合臨床実習を実施し、
作業療法士の資質を高めます
対象者へ効果的な治療を行うための作業療法計画を立案し、実際の臨床現場で対象者の評価・指導・援助を行い、作業療法の経過を記録、報告するまでのプロセスを学びます。学外で実習を行った後は、OSCEと呼ばれる実技試験を行い、知識・技術の定着を図ります。
●必修科目 ●選択科目 |
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
基礎教養科目群 | ●基礎ゼミ ●情報処理Ⅰ・Ⅱ ●英語Ⅰ・Ⅱ ●スポーツ・健康 ●韓国語Ⅰ ●中国語I ●スペイン語Ⅰ ●ドイツ語Ⅰ ●日本語表現法Ⅰ・Ⅱ ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅰ) |
●情報処理Ⅲ ●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●韓国語Ⅱ ●中国語Ⅱ ●スベイン語Ⅱ ●ドイツ語Ⅱ ●スポーツ・実践 ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅱ・Ⅲ) |
●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅳ・Ⅴ) |
●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅵ) |
|
コアカリキュラム (全学科共通科目) |
保健医療福祉教養科目群 | ●ボランティアの世界
●コミュニケーション学入門 ●対人コミュニケーション論 ●心理学概論 ●人間を知る ●命の倫理 ●QOLの世界 ●こどもの世界 ●アスリートの世界 ●臨床医の世界 ●加齢と身体 ●食を楽しむ ●眼の神秘 ●義肢装具の世界 ●新潟学 ●国際保健の世界 ●国民の生活と健康を支える仕組み ●現代社会と経済 ●法学Ⅰ・Ⅱ ●臨床の哲学 ●臨床技術の世界 ●留学の魅力 ●シティズンシップ教育入門 ●放射線の基礎と人体への影響 ●新潟水俣病の理解 ●統計入門 ●一次救命処置法 ●東洋医学的養生 ●自然人類学概論 ●データサイエンス概論 |
|||
保健医療福祉連携科目群 | ●チームアプローチ入門 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ |
●連携基礎ゼミ ●保健医療福祉連携学 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ |
●保健医療福祉連携学 ●地域連携学 ●連携総合ゼミ ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ |
●連携総合ゼミ ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ |
|
専門科目 | 講義系 | ●解剖学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●生理学Ⅰ・Ⅱ ●リハビリテーション概論 ●作業療法学概論 ●基礎作業学 ●基礎運動学 ●作業療法評価学概論 |
●リハビリテーション医学 ●人間発達学 ●小児科学 ●内科学Ⅰ・Ⅱ ●整形外科学Ⅰ・Ⅱ ●公衆衛生学 ●精神医学 ●臨床精神医学 ●神経科学 ●臨床神経学 ●臨床心理学 ●運動学 ●身体障害作業療法評価学 ●精神障害作業療法評価学 ●高齢期障害作業療法評価学 ●発達障害作業療法評価学 ●基礎作業治療学 ●日常生活活動学 |
●身体障害作業療法学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●精神障害作業療法学 -! ●高齢期障害作業療法学 ●発達陣害作業療法学 ●高次脳機能障害評価学 ●高次脳機能障害作業療法学 ●地域作業療法学Ⅰ・Ⅱ ●作業療法管理学 |
|
実習・演習系 | ●解剖学実習Ⅰ・Ⅱ ●生理学実習Ⅰ ●基礎作業学実習 ●基礎実習 |
●生理学実習Ⅱ ●運動学実習 ●身体障害作業療法評価学実習 ●日常生活活動学実習Ⅰ-! ●体験実習 |
●身体障害作業療法学演習Ⅰ・Ⅱ ●精神障害作業療法学演習 ●高齢期障害作業療法学演習 ●日常生活活動学実習Ⅱ ●評価実習 ●地域実習 |
●総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ | |
卒業研究 | ●研究方法論 ●手と脳 ●研究方法論演習 |
●卒業研究 |
作業療法士の実務経験を持つ教員の指導のもと、作業療法の治療手段として用いられる作業活動がもたらす効果を学びます。障害に合わせた作業を選択し、作業計画を立てられるようになるための知識・技能を修得します。
作業療法士がリハビリで行う作業活動を科学的に分析します。グループで実験を行い、作業活動をリハビリに用いる意義、作業活動が対象者の機能回復・維持にどのような仕組みで作用するのかを理解し、作業活動を定量的に分析する実践力を養います。
発達障害児に作業療法を実施するのに必要な理論と原理を学びます。子どもを対象にする作業療法は成人を対象とする場合と比較してどのように異なるかを理解し、対象児や家族に密着した治療目標、治療活動の立案ができる能力を身につけます。
対象者へ効果的な治療を行うための作業療法計画を立案し、実際の臨床現場で対象者の評価・指導・援助を行い、作業療法の経過を記録、報告するまでのプロセスを学びます。学外で実習を行った後は、OSCEと呼ばれる実技試験を行い、知識・技術の定着を図ります。
脳や脊髄などを損傷すると、麻痺などにより手足を動かしづらくなり、ふだん私たちが何気なく送っている日常生活に支障をきたすことがあります。この科目では、基礎医学の知識を発展させて日常生活を送るために必要な身体的能力、またその能力を向上させるために必要な技術を学びます。
高齢期になると、加齢に伴う心身機能の低下や障害が生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。この科目では、高齢期障害のある対象者への作業療法を理解するために必要となる障害の予防、生活機能の維持・改善、余暇活動の支援などの治療や援助の技術を修得します。
精神障害に対する作業療法の基本的な考え方を学びます。この科目では、精神状態の回復やライフサイクルを考えながら、作業療法士として対象者に対してどのような回復支援や生活支援ができるかを理解します。精神保健福祉や作業療法の歴史的な流れから精神作業療法の理解を深めます。
脳や脊髄などの神経、手足の骨や筋、体内の臓器が損傷されることで日常生活動作に支障をきたすことがあります。この科目では、基礎医学の知識を発展させて、日常生活動作や生活関連活動の評価や分析、対象者への支援・指導方法などを学習します。
対象者への作業療法を見学・体験することを目的に、身体障害領域で学外実習を行います。作業療法士の業務の見学や職員や対象者のコミュニケーションを通じて、作業療法士としての対象者への対応や接遇について学びます。
対象者への評価技術を修得することを目的に、身体障害領域において3週間の学外実習とセミナーを実施します。身体障害領域における評価を計画・実施し、支援・援助計画の立案を学びます。
身体・精神・発達・高齢期障害領域から2施設、各8週間の学外実習とセミナーを実施します。この実習は、これまでに修得した知識・技術などを統合し、実習指導者のもとで作業療法を実践する最終教育課程となります。
作業療法士が勤務する施設を複数見学し、様々な作業療法士の役割を学ぶことを目的としています。身体・精神・発達・高齢期障害領域を対象にグループに分かれて4日間の施設見学とセミナーを実施します。
新潟県内および近隣県の身体・精神・高齢期・発達障害の病院施設を中心に臨床実習先を決定します。学生自身が学びを深めたい専門領域については、新潟県外にも対象を拡げて高度な専門性を有している実習地を確保しています。