コミュニケーション演習(高齢者・小児)
救急救命士は、救急現場において、恐怖や不安などの感情を持つ傷病者や周囲の人々から、的確な情報の収集や伝達が求められます。そのためには短時間で信頼関係を築くための高いコミュニケーション力が必要です。この科目では、高齢者や小児およびその家族を対象として、救急救命活動時に必要なコミュニケーション技術を身につけます。
医療技術学部
Department of Emergency Medical Sciences 救急救命学科
救急救命士に必要な基礎医学全般の学習をもとに、救急現場活動を学びます
あらゆる症例に対して迅速かつ的確な処置を行うスキルを養うために、実際の救急現場を想定した実習を行います。基本実習を通じて、傷病者の観察・評価の方法を実践的に学び、救急救命活動の基礎的な技術を身につけます。
臨床医学領域の専門的事項を学び、発展的、
高次の救急救命活動を学習します
これまでに学習した内容をもとに、救急現場を想定した状況下における傷病者の観察・評価、救急処置・医療機関との連携・搬送、引き継ぎまでの一連の流れを学び、実践できる技術を修得します。
救急救命士が働く消防・医療施設における臨床現場での臨地実習を実施します
救命救急センターなどの医療機関において、4週間の実習を行います。傷病者を受け入れ側から見ることにより、救急救命士が行うべき受入要請や、観察結果から導く判断や処置などの重要性を理解し、適切に行うための方法について学びます。
活躍の幅を広げる能力を身につける科目を配置。
救急救命士に必要な教養を身につけます
希望する研究テーマに応じた6〜7名程度のゼミを構成し、担当教員の助言をもとに、学生が主体となってゼミ活動を行います。研究計画に添って必要な情報や資料を収集・整理し、その結果に基づいて卒業論文を作成します。
●必修科目 ●選択科目 |
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
基礎教養科目群 | ●基礎ゼミ ●情報処理Ⅰ・Ⅱ ●英語Ⅰ・Ⅱ ●スポーツ・健康 ●韓国語Ⅰ ●中国語I ●スペイン語Ⅰ ●ドイツ語Ⅰ ●日本語表現法Ⅰ・Ⅱ ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅰ) ●哲学 ●ジェンダー論 ●科学論 ●情報科学 |
●情報処理Ⅲ ●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●韓国語Ⅰ・Ⅱ ●中国語Ⅰ・Ⅱ ●スベイン語Ⅰ・Ⅱ ●ドイツ語Ⅰ・Ⅱ ●スポーツ・実践 ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅱ・Ⅲ) |
●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●韓国語Ⅰ・Ⅱ ●中国語Ⅰ・Ⅱ ●スベイン語Ⅰ・Ⅱ ●ドイツ語Ⅰ・Ⅱ ●スポーツ・実践 ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅳ・Ⅴ) |
●アカデミック英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●スポーツ・実践 ●UROP(研究プロジェクト演習Ⅵ) |
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コアカリキュラム (全学科共通科目) |
保健医療福祉教養科目群 | ●ボランティアの世界
●コミュニケーション学入門 ●対人コミュニケーション論 ●心理学の世界 ●人間を知る ●命の倫理 ●QOLの世界 ●こどもの世界 ●アスリートの世界 ●臨床医の世界 ●加齢と身体 ●食を楽しむ ●眼の神秘 ●義肢装具の世界 ●新潟学 ●国際保健の世界 ●国民の生活と健康を支える仕組み ●現代社会と経済 ●法学Ⅰ・Ⅱ ●臨床の哲学 ●臨床技術の世界 ●留学の魅力 ●シティズンシップ教育入門 ●放射線の基礎と人体への影響 ●新潟水俣病の理解 ●一次救命処置法 ●東洋医学的養生 ●自然人類学概論 ●データサイエンス概論 ●アスリートサポートの世界 ●比較認知科学の世界 ●アカデミック・ライティング |
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保健医療福祉連携科目群 | ●チームアプローチ入門 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ ●国際交流演習Ⅰ・Ⅱ |
●連携基礎ゼミ ●保健医療福祉連携学 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ ●国際交流演習Ⅰ・Ⅱ |
●連携総合ゼミ ●保健医療福祉連携学 ●地域連携学 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ ●国際交流演習Ⅰ・Ⅱ |
●連携総合ゼミ ●地域連携学 ●社会連携実践演習Ⅰ・Ⅱ ●国際交流演習Ⅰ・Ⅱ |
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専門科目 | 講義系 | ●公衆衛生学 ●人体の構造と機能Ⅰ・Ⅱ ●疾患の成り立ちと回復の過程Ⅰ・Ⅱ ●疾病・病態学総論 ●救急症候学Ⅰ ●病院前医学概論 |
●救急症候学Ⅱ ●救急病態生理学 ●疾病救急医学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ●小児科学 ●産婦人科学 ●整形外科学 ●脳外科学 ●精神医学 ●地域災害・防災論 ●救急救命処置概論 ●救急救命処置学Ⅰ・Ⅱ ●救急蘇生学 ●外傷救急医学Ⅰ ●環境障害学・急性中毒学 |
●臨床病態学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ ●外傷救急医学Ⅱ ●救急統計学 ●救急救命臨床思考演習 ●救急救命特講Ⅰ・Ⅱ ●産業保健学 ●環境衛生工学 ●職業適性論 ●労働衛生法規Ⅰ・Ⅱ |
●救急救命高度演習Ⅰ・Ⅱ ●救急救命特講Ⅲ・Ⅳ ●産業保健学 ●環境衛生工学 ●職業適性論 ●労働衛生法規Ⅰ・Ⅱ |
実習・演習系 | ●専門体育基礎 ●救急救命活動基本実習Ⅰ・Ⅱ ●コミュニケーション演習 (高齢者・小児) |
●専門体育実践Ⅰ ●救急救命活動高度実習Ⅰ・Ⅱ ●救急救命基礎ゼミ |
●救急救命活動総合実習 ●救急車同乗実習 ●医療機関実習 ●救急救命ゼミ ●専門体育実践Ⅱ |
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卒業研究 | ●卒業研究Ⅰ・Ⅱ |
救急救命士は、救急現場において、恐怖や不安などの感情を持つ傷病者や周囲の人々から、的確な情報の収集や伝達が求められます。そのためには短時間で信頼関係を築くための高いコミュニケーション力が必要です。この科目では、高齢者や小児およびその家族を対象として、救急救命活動時に必要なコミュニケーション技術を身につけます。
災害の発生予測は困難ですが、生命を守るためには日常における防災の取り組みが重要となります。この科目では、防災士資格の取得に向けて、過去の自然災害を事例に、防災対策や避難行動、避難所運営などについて学び、災害発生時に的確な行動に移すための必要な知識を身につけます。
消防機関において、救急車に同乗して実際の救急出動に同行します。救急救命士の活動を実際に間近で見ることにより、講義や学内実習などで身につけた知識と技術をさらに深い理解へと発展させます。また、実習指導者のもとで経験を積むことで、救急救命士の活動全般におけるより高度な技能修得を目指します。
救命救急センターなどの医療機関において、4週間の実習を行います。搬送されてくる傷病者を受け入れる側の立場から見ることにより、救急救命士が行うべき受入要請や観察結果から導く判断や処置などの重要性を理解し、それらを適切に行うための方法について学びます。また、学内実習などで学んだ様々な処置などを、実習指導者のもとで経験を積むことで、より高度な技能修得を目指します。
救急車同乗実習は基本的に新潟県内の消防本部にお願いしています。医療機関実習は、救命救急センターを中心に、ICU(集中治療室)を有する病院にお願いしています。