交通事故や災害によるケガなど、予測不能な事態が起こった際に、最初に行われるのがCTやX線撮影といった検査です。診療放射線技師が提供する検査画像は、病気の診断や治療方針の決定を左右する重要な情報となるため、診療放射線技師には、高度な撮影技術と卓越した画像診断能力が求められます。そうした能力を身につけるため、本学科では、画像検査や画像診断について実践的に学べる独自のカリキュラムを設置し、専門科目や実習を数多く配置しています。近年ニーズがより高まっている、救急現場での活躍を想定した「救急撮影技術学」も必修科目として設け、救急医療における撮影法や、救急現場に対応できる力を養います。