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国際力の育成支援

国際交流相互交流により学内での異文化交流も可能!

世界各国の22大学3医療機関と国際交流協定を締結し、国際的な視野を身につけるための多様な国際交流活動を展開しています。本学の学生が協定先を訪問するだけでなく、協定先の学生を本学に迎え入れる“相互交流”も行っているため、学内にいながら異文化交流を行うこともできます。

国際交流協定締結先

TOPICS保健・医療・福祉の人材育成を通じた新潟県の拠点性向上

諸外国との経済交流や広域連携などを促進する新潟県の補助金事業として、2024年にフィリピン、ベトナム、インドネシアの協定校からそれぞれ学生3名と教員1名の計12名を招き、保健・医療・福祉分野における人材育成を目的とした国際交流プログラムを実施しました。海外からの参加者は本学の学生と交流を重ねながら、講義に出席し、ラボツアーを行い、さらには県内の医療・福祉施設や小学校を訪問しました。習字や神社参拝など、日本文化も体験しました。今回の事業は参加学生の成長を促しただけでなく、訪問先の施設職員や小学生など地域住民のグローバル意識の向上、新潟県の国際的な拠点性強化にも貢献しました。本学はこのように国や県の補助金を取り入れながら、グローバル人材の育成に向けて、様々な取り組みを推進しています。

海外研修様々な海外研修プログラムへの参加が可能!

海外研修では、希望者に対して様々なプログラムを設置しており、語学研修や異文化交流のほか、現地の大学での授業参加や医療機関の見学などが実施され、日本の医療現場との違いを肌で感じながら国際感覚を養うことができます。また、単位として認定される海外研修もあります。

正課科目として単位認定

本学と提携する海外の大学や行政機関などで語学研修や異文化交流を目的に実施する国際交流活動(5日間以上)に参加することにより、保健医療福祉連携科目群にある国際交流演習Ⅱの単位を取得することができます。また事後には、活動内容のプレゼンテーションも実施します。

研修サポート

各プログラムには担当教員がついており、参加する学生がチームとなり、企画・立案からその準備、そして実施・報告までの一連の過程に対して主体的に関われるようサポートしています。参加学生は海外経験が初めての人が多いので、安心して参加することができるようサポート体制を整えています。

海外研修プログラム(一例)

学部・学科名 渡航先 期間 参加プログラム名
全学科 マレーシア(クアラルンプール) 30日間 NASAM(脳卒中サバイバーのための施設)
全学科 フィリピン(セブ島) 23日間 セブ医科大学
理学療法学科 アメリカ(カルフォルニア州) 9日間 カルフォルニア州立大学フレズノ校
作業療法学科 韓国(慶尚南道金海市) 9日間 仁済大学校
臨床技術学科 アメリカ(ホノルル) 10日間 ハワイ大学
臨床技術学科 台湾(台中市) 11日間 中山医学大学
救急救命学科 アメリカ(ロサンゼルス) 5日間 ロサンゼルス消防 等
救急救命学科 韓国(仁川広域市) 5日間 嘉泉大学校
診療放射線学科 タイ(バンコク) 16日間 マヒドン大学
健康栄養学科 台湾(台中市) 5日間 中山医学大学
看護学科 イギリス(ノリッジ) 10日間 イースト・アングリア大学
看護学科 インドネシア(マカッサル) 11日間 ハサヌディン大学
社会福祉学科 韓国(ソウル) 5日間 京畿大学

海外の優れた救急救命医療を国内に普及できる人材へ

本間 寛大さん

医療技術学部 救急救命学科 4年
研修先
アメリカ・ロサンゼルス
研修先機関
サンタモニカ消防 ハリウッド消防 ロサンゼルス消防
研修期間
5日間
応募のきっかけは?
日本と海外では、どのように消防の仕組みが違うのか、どういった雰囲気の中で士気を高めているのか、自分が目指している職業の海外の現状や体制にとても興味があり、実際にこの目で確かめたいと思ったからです。大学生のうちにグローバルな視野を養っておきたいと考えたことも、応募を決めた理由の一つです。
研修に参加してみた感想は?
ロサンゼルスにある複数の消防署を見学する中で、誰もが自分の仕事に誇りを持ち、やりがいを感じて働いていることに感動しました。まだ日本の救急現場では挑戦できていない救急救命医療に触れ、その医療技術を学ぶため語学力を高める必要性も感じました。持ち帰って普及できるような人材になりたいと強く思いました。
一番印象に残っていることは?
もっとも衝撃を受けたのは、日本との仕事環境の差です。常に音楽がかかっている状態で、カジュアルな服装を認めているなど、ストレスフリーにして働く人のメンタルの安定を図っているそうです。ロサンゼルス市消防ディスパッチセンターでは、テレビの画面でスポーツ番組を流し、思い思いにスポーツ観戦を楽しんでいました。

多くの命を救う臨床検査技師にこの職業の尊さと誇りを実感

髙橋 りい菜さん

医療技術学部 臨床技術学科 2年
研修先
アメリカ・ハワイ州
研修先機関
ハワイ大学
研修期間
10日間
応募のきっかけは?
海外の医療施設などをこの目で見て、日本との設備や環境の違いを学びたいと考えたからです。これから大学で教わる内容をハワイ大学でいち早く学び、これからの学習に活かしたいとも思っていました。研修では、ハワイ最大の検査センターを巡ったり、現地学生と一緒に実際の検査を体験したりと、有意義な経験ができました。
研修に参加してみた感想は?
輸血用血液を提供しているブラッドバンクハワイでは、輸血を必要としている患者さんのために活躍する臨床検査技師のお仕事ぶりを見学しました。私たちもその業務の一部を体験させていただいて、ここで働く検査技師によって多くの命が救われていることを実感し、臨床検査技師になりたい気持ちがさらに強くなりました。
一番印象に残っていることは?
ハワイ大学の規模の大きさ、設備の豊富さは圧巻でした。学生の作品を展示する美術館やシアター、大学グッズのショップなど日本のキャンパスでは見慣れない施設が並び、日本について学ぶ和室までありました。図書館の休憩スペースに折り紙が置かれているのを見て、現地学生にも日本の文化が浸透していることに驚きました。