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医療技術学部

Department of Radiological Technology

  • 学生の在籍学年は2025年度在籍時のものです。

児玉ゼミ

認知症の早期発見と予防に関する研究

児玉 直樹
児玉 直樹 Naoki Kodama 学科長・教授

急速に高齢化が加速するなか、日本における認知症患者は65歳以上の高齢者の約5人に1人に達するといわれています。誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指すためには、認知症の早期発見と予防が極めて重要で、特に認知症の前駆段階である軽度認知障害の早期発見と適切な介入が重要です。そのため、認知症の診断支援システムの開発、軽度認知障害から認知症への進行予測、高齢者の脳内メカニズムの解明、軽度認知障害スクリーニングシステムの開発など、認知症の早期発見と予防に寄与する研究に取り組んでいます。

脳の血流だけを計る実験法を考案し認知症予防につながる方法を探る

認知症予防に有効な方法を見つけるため、動作による脳の血流の違いを明らかにする実験法を考案し、データを収集・解析しています。 解析の精度を高めるため多くの方々に協力を依頼し、難易度が異なる作業をしてもらい脳の血流を測定しています。

診療放射線学科4年 武井 亮大 群馬県 沼田高等学校 出身

関本ゼミ

放射線計測および防護に関する研究

関本 道治 Michiharu Sekimoto 教授

放射線は、病気の診断から治療に至る医学医療領域に広く利用されています。しかし、放射線が人体に与える影響や計測・防護に関する専門家が非常に少ないのが現状であります。福島第一原子力発電所の事故以後、放射線による人体への影響や放射線から身を守る手段など、放射線の知識と技術を有する診療放射線技師が必要とされています。本ゼミでは、「放射線のスペシャリスト」となる人材育成を目的に、放射線計測・放射線防護、そして生体機能を評価するのに優れている核医学検査を中心に研究をしています。「放射線」に興味がある積極的な学生の参加を期待しています。

検査のための放射線被ばくが安全である根拠を示すために

X線撮影と同じ条件下で、水晶体周辺の放射線量を実測する実験計画を立案しました。そして防護メガネによる放射線量の低減効果を実証することで、放射線被ばくが不安な患者さんに安心して検査を受けてもらう根拠を整えたいと考えています。

診療放射線学科4年 柴田 悠希 長野県 松商学園高等学校 出身

<ゼミの研究内容例>

花村ゼミ

放射線の作用を細胞レベルで解析することにより副作用の少ない放射線検査や放射線治療を目指す研究

花村 健次
花村 健次 Kenji Hanamura 教授

放射線は放射線画像検査や放射線治療の際に用いられます。副作用の少ない放射線画像検査や放射線治療を目指して、正常細胞や癌細胞に対する放射線の作用を解析し、そのメカニズムを明らかにする研究を行っています。また、三叉神経痛の治療において放射線を使用する場合があります。病的な痛みを軽減する放射線による新たなメカニズムについても明らかにしようとしています。

石風呂ゼミ

3次元画像解析に関する研究

石風呂 実 Minoru Ishifuro 教授

私たちは、医療分野で役立つ基礎的な研究を行っています。3次元画像解析を主軸として、形態学的特性や生体生理、運動生理学、病理学的な変化との関係を調査し、医学・スポーツ科学分野で広く応用できる成果を得ることが目的です。このゼミの特長は、人間工学に基づいたホログラフィックコンピュータHoloLensを使用していることです。この最先端のデバイス機器で実際の空間に人体の3次元画像を表示し、人体の構造を学びます。3次元画像処理は、画像診断や治療に必要な情報を提供しています。この画像処理技術を学んで生体や病態をより深く理解し、医療従事者の貢献度を高めることを目指します。

笠原ゼミ

放射線治療の品質と精度に関する研究

笠原 敏文 Kasahara Toshifumi 教授

がん治療の三本柱の一つに放射線治療があります。放射線治療は、身体の機能や形態が温存でき、痛みを伴わない治療法であるため、選択される機会が増えると予想されています。放射線治療を行う際には、充分な放射線量を照射しつつ、周辺の正常な組織への影響を最小限に抑えることが重要です。そのために最適な投与線量の把握と治療計画の立案、そして照射の精度を上げる必要があります。現在は、CTシミュレーション装置と放射線治療計画装置の普及に伴い、放射線治療の品質と精度は飛躍的に向上しています。本ゼミでは、さらなる放射線治療の品質と精度の向上を目的に、放射線治療技術の開発と普及を目指しています。

前島ゼミ

放射線治療・粒子線治療の技術の研究

前島 偉 Isamu Maeshima 准教授

診療放射線技師の職務のうち、私は放射線治療(粒子線治療)を研究しています。専門の研究所が世界に100施設ほどしかない中で25施設を占める日本での研究活動は、最先端といえます。そして、国内で粒子線治療に携わっているごくわずかな教員の一人が私です。当学科の放射線治療計画装置を使い、大学では全国初の陽子線治療計画を立案できます。現在、全国の粒子線治療施設や企業とも共同研究を計画しています。高齢化が進む日本では、がん治療での放射線治療が増加すると考えられ、それを担う人手の不足も予想されますが、だからこそ本ゼミで学べば社会で必ず活躍できるに違いありません。

吉田皓文ゼミ

X線検査の主観的評価の自動化に関する研究

吉田 皓文 Akifumi Yoshida 講師

X線検査は比較的手軽に多くの情報が得られる検査です。このX線写真が「病変をしっかりと映し出せるか」を評価し、質を担保することが重要です。画像を評価するため、経験豊富な有識者が画像を観察し、画像中の部位ごとに見やすさを点数化する方法が取られています。この人間の目を介した評価は、専門知識・十分な経験を持った専門家が必要であり、誰もが行えるわけではありません。本ゼミでは、この評価法を、人工知能技術を応用し、自動で、高精度に行える手法を研究しています。検診施設と連携し、実際の診断画像を用いて、自動計測するアルゴリズムの開発にチャレンジしています。

<ゼミの研究内容例>