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心理・福祉学部

Department of Psychological Sciences

研究紹介 1

ピンチがチャンスに変わる「クライシス・プラン」

野村 照幸
野村 照幸 Teruyuki Nomura 教授

各ゼミでは、教員が専門分野から選んだ 10 本の論文の中から 1 本を選び、要約して発表し、教員や仲間からフィードバックを受けます。例えば野村ゼミでは社会心理学と臨床心理学、社会精神保健学に関する研究の中から、10 本の論文を揃えています。それらの論文はそれぞれ研究方法が質問紙調査や実験、介入研究など異なる手法のものを選んでおり、将来の卒業研究で自分の知りたいことに対してどのような方法で研究を進めるかという点でも学びになるよう設計されています。

2週間ずつ6人の教員に学び論文の読み解きと活用法を習得

2年生が取り組む少人数のゼミで、学生は各専門領域の教員が担当する6つのゼミに2週間ずつ参加。その間に専門分野の論文を要約して発表し、教員のフィードバックを受けます。卒業研究に向けて,段階的に研究を学んでいきます。

ゼミ風景
「心理健康基礎ゼミ」

研究紹介 2

ストレスが病気に変わるときのメカニズム

領家 梨恵
領家 梨恵 Rie Ryoke 助教

生命を脅かされるような経験をすると、ときとして、長期間にわたり心身の不調をきたす心的外傷後ストレス症(Post-traumatic stress disorder:PTSD)という精神疾患を発症することがあります。その発症のきっかけとなる事象を知りたいと思っています。私は体に存在するストレス反応のひとつである視床下部-下垂体-副腎皮質(HPA)軸の働きに注目をして、きっかけを研究しています。HPA軸がPTSD発症に至る記憶過程にどのように関与しているかを行動神経学的手法を用いて探究しています。

主観的な指標を補う脳波測定・解析を研究プロジェクト演習で経験する

1年次に脳波測定、2年次に脳波解析に取り組みました。 脳波から得られる情報は、心理アセスメントにおける客観的な生理指標となり、注意や集中、覚醒水準を調べることで主観的な指標を補い、個々に合った心理支援に繋がることを理解しました。

脳波測定
心理健康学科2年 中澤 美釉 新潟県 国際情報高等学校 出身

研究紹介 3

他者との「切磋琢磨」をスポーツで探る

山本 裕二
山本 裕二 Yuji Yamamoto 教授

スポーツ場面では、常に他者と競い合うことで「切磋琢磨」しながら、お互いに上達していきます。この「切磋琢磨」の仕組みには、人が成長を繰り返すヒントがあるはずです。「切磋琢磨」するためには、他者の意図を読む必要があります。上手な人は他者の意図を探るための駆け引きを行っているので、実際の試合での動きから、この駆け引きの妙を探り、人がどのように他者の意図を推察し、「切磋琢磨」しながら成長しているのかを考えています。

研究紹介 4

心理的時間を動物の時間から探る

坂田 省吾
坂田 省吾 Shogo Sakata 教授

私たちは時間の中で生きています。そして生きていくことは学習の連続です。その基礎過程として「動物の時間」を研究しています。弁別学習には、時間弁別、音刺激弁別、明暗弁別、逆転弁別等 様々な弁別学習があります。また、脳の情報処理過程に関しては、特に脳波の変化を指標として検討しています。動物、コンピュータ、人間に興味ある人、歓迎です。話をしましょう。研究対象とする行動はすべてです。

研究紹介 5

「種」としてのヒトの特性を探る

山﨑 由美子
山﨑 由美子 Yumiko Yamazaki 教授

地球誕生から永い年月をかけ生物は進化を続け、ヒトという種が形づくられてきました。すべての生物は、地球という環境の情報を処理して、適切な判断をしようとしています。その情報処理の仕方は、個体や種を超えて共通する部分と、それぞれに異なる部分があります。そうしたいわゆる認知機能の共通点や相違点について、動物のこころやからだの進化に着目して、その由来を調べています。動物の考え方の多様性を知ることで、ヒトの特性を理解することを目指しています。

研究紹介 6

心を変化させる「メカニズム」を探る

橋本 照男
橋本 照男 Teruo Hashimoto 准教授

経験は人を長期的に変えていきます。何かを覚える、上達することができる一方で、忘れてしまうことも多くあります。私の関心は、それらの変化がどうやって起きているのか、脳がどのように心の変化を実現しているのか、です。脳は様々な機能が得意な部位を多数持っており、それらを活発に働かせたり、働かせなかったりする組み合わせで複雑な心の機能を実現しています。上手く覚えることや、思い出すことの失敗に対応する脳の変化を調べることで、どのように心が変わるのかの理解を深めたいと思います。

研究紹介 7

身体と心の関係性からみた心理支援の探求

松本 京介
松本 京介 Kyosuke Matsumoto 准教授

私は、人間の身体と心の関係性について、主に精神分析学や力動的心理療法の立場から研究しています。人間が自然と調和して生きていくためには、心身の調和をはかることが大切です。心身の調和を保つために、「あたま」と「からだ」のあいだに橋を架け渡すこと、すなわち「からだ」からのメッセージを「あたま」でも捉えていくことが必要です。そのために、夢を語ること、箱庭や歌づくりなどの創作活動、心理劇やロール・プレイングで演じられたドラマを媒介として、人間の心や心理支援について探求しています。

研究紹介 8

心理支援を要する問題を対人間コミュニケーションから探る

小林 なぎさ
小林 なぎさ Nagisa Kobayashi 講師

人の行動や症状を、他者とのコミュニケーションを通じて理解することに関心があります。例えば、うつ病は本人だけでなく、家族やパートナーなどの重要な他者にも影響を及ぼします。ケアする側がうつ病になると、適切なサポートができず、結果としてうつ病者の症状が悪化する可能性があります。このような背景から、家族やパートナーも支援対象とし、コミュニケーションを重視する家族療法やブリーフセラピーに関する研究を行っています。

研究紹介 9

アスリートにおけるパフォーマンス発揮の推進力

千葉 陽子
千葉 陽子 Yoko Chiba 助教

私の研究テーマは「アスリートがパフォーマンスを発揮するには?」という問いに応えるものです。心を鍛えるという直接的なものではなく、その背景に迫り、「攻撃性」と「女性アスリート」をキーワードに研究しています。
例えば、身体接触を伴うコンタクトスポーツ競技者にとって攻撃性がパフォーマンスの推進力になることを確かめ、どのように攻撃性を活かしていくかという視点で研究を行っています。
また、女性アスリートの身体性に着目しています。思春期に避けて通ることができない身体的変化は、必ずしもパフォーマンス発揮につながらないという点が女性アスリート特有の課題です。これは、産後アスリートも同様です。女性アスリートを生涯発達的な視点でとらえ、身体との向き合い方についても研究をしています。

研究紹介 10

子どもの言葉の発達を探る

溝江 唯
溝江 唯 Yui Mizoe 助教

小さな子どもが、大人、同世代の仲間との関わりによって発達していく過程を研究しています。また、ユニークな発達過程である自閉スペクトラム症児の発達特徴や、サポートの方法なども研究しています。発達に凸凹がある子もない子も、必要な時に必要なサポートが受けられるように、また、健やかに発達できるようにと思い、この分野の研究をしています。

研究紹介 11

「あたま×こころ×からだ 発達ラボ」

乳幼児期の発達から、高齢者のウエルビーイングまで,生涯にわたる人間の発達を,幅広い視点から捉え直す研究に取り組む発達研究ラボです。本学科の特徴である多彩なスタッフが共働して取り組んでいます。

現在は
①子どもの発達研究
②地域貢献として発達アセスメント(知能検査等)を
実施しています。

【お問い合わせ先】
cds@nuhw.ac.jp