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健康科学部

Department of Health and Nutrition

  • 学生の在籍学年は2025年度在籍時のものです。

岩森ゼミ

高齢者食の形態と食感に関する研究

岩森 大 Hajime Iwamori 准教授

人は加齢とともに嚥下(飲み込み)機能が低下しやすくなります。超高齢化社会である今日において、嚥下障害への食事からのアプローチは重要課題の一つです。本ゼミでは、食事を適切な状態で咀嚼・嚥下できるよう食事形態や調理方法を工夫し、口の中での筋活動や食感にもたらす影響について研究しています。

<ゼミの研究内容例>

とろみを加えた炭酸飲料の嚥下しやすさや味の変化を評価

ピリッとした刺激が嚥下を促すとされる炭酸飲料に、さらに嚥下しやすくなるとろみを加えた場合の、飲み込みやすさや刺激・味の感じ方を、時間の経過に沿って評価しました。研究で学んだことを、就職する介護施設で活かしていきたいです。

健康栄養学科4年 山田 真緒 栃木県 宇都宮青陵高等学校 出身

中村ゼミ

ジュニアアスリートに関する研究

中村 純子 Junko Nakamura 講師

私は、子どもの生活習慣改善を通じた健康づくり、慢性腎臓病の普及啓発、そしてスポーツ引退後の変化に関する研究に取り組んでいます。成長期の生活習慣の確立や疾病予防の重要性を明らかにするとともに、アスリートが競技終了後も健康に暮らせる支援方法を探求し、地域や学校の健康づくりに役立つ形で広めていきたいと考えています。

高齢者が陥りやすい状態と栄養素の予防効果を検証

オステオサルコペニアは、骨量と筋肉が同時に減少していく病態です。この状態になると、転倒や骨折、死亡のリスクが高くなります。本ゼミでは、オステオサルコペニアと栄養素の関係を調べ、予防に役立てることを目的として研究を行いました。

健康栄養学科4年 富樫 啓人 新潟県 村上桜ヶ丘高等学校 出身

<ゼミの研究内容例>

鈴木ゼミ

食育・健康づくりに関する研究

鈴木 一恵 Kazue Suzuki 教授

本ゼミでは、幼児から成人、高齢者までのすべての人々を対象に、健康の維持・増進、生活習慣病の予防、介護予防を目的として、「食育」「栄養食事指導」「食環境づくり」などに関する様々な研究を行っています。学生は、研究活動を通して、行政・学校・企業などの学外施設の様々な人々と接するとともに、数多くの出来事を経験します。科学的エビデンスを構築することの難しさ、楽しさ、人に対する研究倫理などを学び、専門的な知識や技術の修得のみならず、優れた見識と豊かな人間性を身につけ、食の専門職としての誇りと情熱を培っていきます。

<ゼミの研究内容例>

田村ゼミ

血小板血栓の形成メカニズムに関する研究

田村 典子 Noriko Tamura 教授

日本人の死因のうち、がんに次いで多いのは、心疾患、脳疾患の原因である血栓症です。血栓を形成する血小板は2~4μmと非常に小さな細胞です。血管が損傷して出血した時には、集合(凝集)して、止血をします。核もない、ミトコンドリアもない小さな球状の細胞ですが、活性化すると、偽足と呼ばれる足を伸ばして形態を変化させ、血小板自身を活性化させる物質や、凝固因子と呼ばれる止血を促す物質を放出し、血栓を作って止血をします。本ゼミでは、蛍光顕微鏡を用いて、血流条件下で血小板を経時的に観察し、血小板血栓のメカニズムの解明を目的として研究しています。

<ゼミの研究内容例>

永井ゼミ

疾患の栄養治療に関する研究

永井 徹 Toru Nagai 教授

永井ゼミは、回復期のリハビリテーション患者様への栄養治療に役立つことを目的とし、入棟時の栄養状態、口腔機能および身体活動レベルを評価し、様々な臨床評価指標との関連を検討しています。また、地域高齢者のサルコペニアリスク(加齢性筋肉減弱現象によるリスク)評価と栄養状態、口腔機能との関連を検討することにより、疾患の一次予防に役立てる研究を行っています。ゼミ生は、協力病院の回復期リハビリテーション病棟において、医療職者の協力を得ながら患者様を対象とした研究を行います。臨床現場での研究や地域における研究を通して、より実践的な対応力を身につけます。

稲葉ゼミ

ダイエット志向と体型認知に関する研究

稲葉 洋美 Hiromi Inaba 教授

本ゼミでは、3つのテーマについて研究しています。1つ目は高「校生の食と健康」です。高校生の自己肯定感と健康に関する調査を行い、女子生徒の過剰なやせ願望についても検証しています。2つ目は「アスリートの補食摂取状況」です。女性アスリートは必要な栄養素をしっかり摂ることが重要で、3食以外にも補食が不可欠です。補食の摂取状況を調査し、栄養サポート方法の検討を行っています。3つ目は「共食」に関する研究です。食事を共にする人の発言によって味覚が変化する状況を踏まえ、共食のメリット・デメリットを追究しています。食から健康へのアプローチ方法を一緒に考えていきましょう。

山﨑ゼミ

調理による食品の成分と物性に関する研究

山﨑 貴子 Takako Yamazaki 教授

近年では食に対して「健康志向」や「調理の簡便化志向」が高まっていますが、食品の成分値は調理方法によって変動します。そこで、本ゼミでは、乳幼児、成人、高齢者など様々な方がより適切な状態の食品を摂取できるように調理方法を工夫したり、時短となるような簡便な調理方法を考え、通常の調理方法と比較して、栄養価やおいしさが異なるかを科学的に検証しています。学生自らが興味や疑問をもった内容をテーマにしているため、ゼミで取り組んでいるテーマは毎年変わりますが、食べ物からのアプローチにより、人々の健康維持・増進、QOL向上に貢献することを目指しています。

川上ゼミ

個体の栄養状態と卵子に関する研究

川上 心也 Shinya Kawakami 講師

近年、妊娠適齢期の若年女性の痩せの割合が多く、そのような女性から誕生する乳児は低体重となる傾向があり、低出生体重児には将来的な健康リスクがあると言われています。また、妊娠前後の女性の栄養状態の悪化は、胎児だけでなく、妊娠前の卵子にも悪影響を与えているとの研究報告も出始めましたが、まだまだ不明点が多い状況です。そこで本ゼミでは、各種の栄養状態が卵子の発育に与える影響について研究しています。この影響の仕組みが明らかとなれば、若年女性における適切な栄養摂取の重要性を示す新たな根拠になるとともに、生殖補助医療の発展にも寄与すると考えています。

<ゼミの研究内容例>

星野ゼミ

健康づくり・食環境整備・食育に関する研究

星野 芙美 Fumi Hoshino 講師

本ゼミでは、幼児から成人そして高齢者、アスリートまでのすべての人々を対象に、健康づくり、パフォーマンス向上を目的とした研究を行っています。中でも、現在は大学生やアスリートの健康状態、コンディショニングに食習慣がどのような影響を及ぼすのかという点について研究を進めています。食事と健康は密接に関わっており、その関係を深く調査、考察することは、対象者への栄養管理や食環境整備などに繋がっていきます。ゼミ生は自由な発想で研究テーマを検討し、活動を通して、将来「食の専門家」として活躍するための知識、技術、思いやり、チャレンジ精神など豊かな人間性を培っていきます。

<ゼミの研究内容例>