鍼灸健康学科学びの特色

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学びの特色

1. チーム医療の一員として活躍できる鍼灸師を養成

患者様のニーズの多様化に伴い、医療における多職種連携が進んでいます。本学では医療系総合大学であるメリットを活かし、他学科の学生とともにチームで学ぶ「連携教育」を導入しています。この教育は、チーム医療の一員として求められる、多職種への理解やチームワークスキルについて学んでいきます。死因の1位を占めるがんに対する緩和ケアは、多くの病院で積極的に行われ、緩和ケアチームの一員として鍼灸師の活躍が期待され、その応用が始まっています。鍼灸治療は西洋医学と併用して痛みなど不快な症状を緩和すると同時に、がん患者様が感じる不安やうつ症状を軽減し生命予後の延長に貢献します。鍼灸師、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士など多職種からなる緩和ケアチームの役割は、ますます大きくなっています。

2.6つの領域に強い鍼灸師を養成

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3.他職種との幅広い連携

本学では、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITの6学部15学科がワンキャンパスで学ぶ強みを活かし、医療現場で活躍することのできるチームワークスキルを学ぶことができます。鍼灸師は様々な医療専門職と連携が求められるため、そのノウハウの修得が必要です。

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4.スポーツトレーナーに求められる鍼灸を学ぶ

近年、アスリートのスポーツ障害やコンディショニングに鍼灸治療が応用されています。本学科では経験豊富な教員がスポーツ障害の診察、治療の適否、身体の機能的な見方、アスリートの復帰までのプロセスなどの鍼灸治療の方法を指導し、スポーツ障害の治療やケガの予防、コンディショニングを行います。
また、コンディショニングとしての鍼灸治療など、最新の研究論文からの情報を踏まえ、スポーツ医学の中で鍼灸治療がどのように活用されているかを学びます。

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TOPICS

ニーズが拡大!世界的に注目されている医学『鍼灸』!

鍼灸は、日本や中国、韓国といった東アジアの国だけではなく、欧米の国々でも高い評価が得られ、世界トップクラスの大学や医療機関でも研究が進められています。1979年にはWHOは鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表し、2001年には大学病院での医学部教育課程に東洋医学が取り入れられるようになるなど、重要性は日に日に高まっています。そのような背景として、ストレス、アレルギー、慢性疼痛(とうつう)や慢性疲労などの現代社会特有の疾患の増加に伴い、西洋医学では手の届かない症状にアプローチできるグローバル医学として鍼灸が認識されているということがいえます。