2014年5月28日(水)~6月2日(火)まで、高島屋新宿店(東京)にて開催された「第7回『大学は美味しい!!』フェア」に本学健康栄養学科の学生・教員が出展しました。『大学は美味しい!!』フェアとは、大学の取り組みから生まれた”大学ブランド食品”を販売・紹介するイベントで、「食の学園祭」として人気の催しとなっています。
今年は東北から九州まで全国38校の大学等が参加しました。本学では、過去2年にわたり地方版の「『大学は美味しい!!』フェアin新潟」に出展してきましたが、今回の全国版への出展は初めての試みとなりました。期間中は新潟市北区特産物研究協議会・製菓店と産官学連携して商品化したサツマイモ(品種:シルクスイート)を使った菓子4品を販売し、いずれも好評を得ることができました。代表商品の「おいちーたると」はお買い上げくださった方が「おいしかったから」と再度足を運んでくださる場面もあり、連日完売の人気商品となりました。あっという間の1週間でしたが、参加した学生・教員にとって非常に貴重な経験となったようです。
以下には、2名のイベント参加学生による報告をご紹介します。
これまでにも、新潟県内で行われたいくつかのイベントで、自分たちで考案し商品化したスイーツの販売を行ってきましたが、全国版「大学はおいしいフェア」に出店するのは初めてでした。それぞれの大学がそれぞれの思いを込めて作った様々な食品の数々が並べられ、会場は毎日とっても混みあい賑やかでした!!
そんな雰囲気の中で、私たちも自慢のさつまいもスイーツを販売しました。さつまいもスイーツ第一号の「おいちーたると」をはじめ、「いもらんたん」「ぽてとの絹(しるく)」「シルクスイートラスク」の計4種類でした。私は販売の前日から準備に入り、8日間円滑に販売できるよう店頭のセッティング等を行いました。
スイーツの考案だけでなく、販売の準備や飾り付け、当日の販売も全て学生が中心となって行いました。お客様の気持ちになって、どうすれば興味を引くことができるか、おいしそうに見えるか、販売を円滑に行えるか、様々な観点から考えて、商品の置き方やポップの飾り方に気を配りました。
新潟でもたくさんの方においしいと言って食べてもらえたスイーツたちが、 東京の方々にも喜んでもらえて、とても嬉しかったです(*^。^*)。販売したどれもが、老若男女様々な方から本当に愛されるスイーツであると実感しました!なお会場では、どの大学もお客様の興味を引くようなPR、特徴のある飾りつけ、コスチュームの統一を図るなど、自信に満ち溢れ、魅力的でした!
イベント初日にはテレビの取材も入りました。ショーパン(生野アナ)も取材に来ていました!が、実物は(も)とっても綺麗で可愛かった・・・(*^。^*)。イベントの8日間、学生と先生が交代で東京に行き販売を行いましたが、みんなで力を合わせて販売を成功裡に終えられたと思います!!
今回はプロジェクト参加者の4年生で日を分担し、2人ずつ交代で大学は美味しいフェアの店頭に立ち販売してきました!先生方も手伝ってくださり、とても心強かったです。自分たちが関わった商品が、お客さん手に渡っていくことに感動…!私が担当した最終日には『おいちーたると』と『ぽてとの絹』を完売することができました!この時、近くにいたお客さんや隣のブースの大学のみなさんも一緒に喜んでくれて…とても嬉しかったです。
他大学の商品も素敵なものばかりで、見て回ることも、もちろん食べることもとても楽しかったです♪このイベントの参加を通して、普段ではなかなか体験することのできない貴重な経験をさせていただきました。
管理栄養士の仕事は、スイーツの開発ではありませんが、私たちはこのスイーツの開発までの道のりを通して、ヒトとの連携力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、責任感などが、かなり培われたのではないかと思いますので、このような活動を学生のうちに体験できたことは、将来、管理栄養士として仕事をする際にも大いに役立つこと間違いなしと確信しています!!
商品を作っていただいた地域製菓店のボンクールSAITOさん、栗原製菓さん、わらび屋さん、そして先生方や北区役所の方々のご尽力、ご協力のおかげです。本当にありがとうございました! 私たち4年生はこれが最後のさつまいも事業活動となってしまいましたが、この事業に参加して心から良かったと思っています。ぜひ後輩にもこのような、かなり大変だけどやってよかったと言える活動を自分たちの手で行ってもらえたら嬉しいです!
以上の報告から、学生たちの商品開発とその販売に寄せる熱意がおわかり頂けたかと思います。当学科では、これからも学生たちの自主性に基づく商品化の活動を進めていく予定でおります。このような学生たちの活動に、今後とも大いにご期待ください。