基本情報技術者(国家資格)

戦略立案やシステム開発など、ITサービスのスペシャリスト。

基本情報技術者の仕事

基本情報技術者イメージ

基本情報技術者試験の対象者は、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者とされています。多くのIT企業では、報奨金を支給するなど、基本情報技術者資格の取得が評価されているほか、国が医療のIT化を進めている現在、医療分野でのニーズも高まっています。

求められる業務と役割として、以下の2点が挙げられています。(1)企業経営や社会システムが直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略の立案に参加すること、(2)システムの設計・開発を行ったり、汎用製品を最適なかたちで組み合わせたりすることで(インテグレーション)、信頼性・生産性の高いシステムを構築し、さらには、その安定的な運用サービスの実現に貢献すること。

基本情報技術者になるには

情報処理技術者試験(国家試験)の一区分となる基本情報技術者試験に合格すると資格が与えられます。受験資格等は特にありません。

例年の合格率の全国平均は25%前後にとどまる難関資格ですが、本学では対策講座を開講するなど集中的に学習を行うことで、2019年度の合格率は71.4%という結果を残しています。

主な活躍の場

  • コンピュータ関連企業
  • 医療ソフト関連会社
  • 医療機器・福祉機器メーカー
  • 病院・診療所などの医療機関
  • 保健・福祉関連施設
  • 一般企業