研究の向こうに未来が見える。

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健康スポーツ学科

研究の向こうに未来が見える。

助教

中島 郁子(なかじま ふみこ)

最終学歴 浜松大学大学院
学位 修士(臨床心理学)
保有資格 臨床心理士、認定スポーツカウンセラー、高等学校教諭一種免許状(公民)、剣道 錬士六段、全日本スキー連盟公認 スキーバッジテスト1級
趣味 旅行、スキー、ゴルフ、ダイビング
愛読書 星の王子さま
座右の銘 世の人は我を何とも言わばいえ 我が成す事は我のみぞ知る

アスリートの
心理サポートに
関する研究

この研究について動画で詳しく知ろう!

研究をはじめたきっかけ

私の大学時代で出会った心理学の授業は、私自身の競技者としての在り方にも影響しました。人としての器を拡げることができるのではないかと思い、修士課程で臨床心理学、博士後期課程で体育心理学のゼミを選択。競技者としての経験を土台に、アスリートの人間的な成長に、心の専門家として関わるお仕事がしたいと思い、本研究を志しました。

研究内容

アスリートの心理サポートには、様々なアプローチがあります。その中でも、私の専門はスポーツカウンセリングと言い、描画法を使用します。絵を描くという表現を介したコミュニケーションを大切にします。スポーツカウンセリングは、描画以外のアプローチも含めて、アスリートが自ら考え、課題を探し、自身と向き合っていく中で成長していく過程に寄り添うものです。そのアプローチの技法を、研究しています。

この研究の先に

生活の中で、その比重のほとんどを競技に費やしているアスリートが、身体的にも精神的にもギリギリのところで戦っていく、その過程にスポーツカウンセラーは寄り添っていきます。対話だけでなく、描画を使用することで、言葉だけでは言い表せない表現を受けとることが可能です。選手にとって、また普段とは違った側面から競技のことを考える機会になることを願って、研究をすすめています。

高校生へメッセージ

競技をしている人も、そうでない人も、自分の競技能力の面における心理的な特徴をちょっと覗いてみませんか?大学の講義でも使用するアプローチを紹介します。ぜひ、大学で行われている研究の一部をオープンキャンパスでご体感ください。