研究の向こうに未来が見える。

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社会福祉学科

研究の向こうに未来が見える。

教授

青木 茂(あおき しげる)

最終学歴 新潟医療福祉大学大学院
学位 修士(社会福祉学)
保有資格 社会福祉士
趣味 クラシック音楽の鑑賞、古本屋巡り
愛読書 渋沢栄一 社会企業家の先駆者(島田昌和 著)、のび太という生き方(横山泰行 著)、僕はいかにして指揮者になったか(佐渡裕 著)
座右の銘 点滴石をも穿つ

地域ボランティア
による支え合いの
仕組みづくりに
関する研究

この研究について動画で詳しく知ろう!

研究をはじめたきっかけ

前職で孤立死や認知症による徘徊で行方不明になるなどの悲劇を目の当たりにしてきました。誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすためには専門職の努力だけでは限界を感じました。この問題を解決するためには、住民ボランティアと専門職が手を携え、地域における支え合いの仕組みを作ることの必要性を感じたことがきっかけです。

研究内容

地域ボランティアにおける支え合いの仕組みづくりの第一歩は、地域住民が困りごとを抱えた人の存在を知り、その困りごとを「他人事」と思わず「我が事」としてとらえる地域づくりを進めることにあります。プライバシーに配慮しながら、困りごとを抱えた人の置かれている生活基盤を整備したり、新しい福祉サービスを開発したり、ボランティア意識の啓発活動を進めたりとサポートネットワークを作るという一連のプロセスを実践の中から評価し、理論化する研究です。

この研究の先に

この研究の成果が活かされれば、安心・安全で住みやすい地域ができるようになると思います。例えば、住民が地域で起こるさまざまな生活問題について専門職と一緒になって考え、行動することによりボランティア意識が高まり、周囲への無関心、無干渉が減り、深刻な状況で発見される孤立死や虐待などの早期発見や予防に結びつけることができるかもしれません。

高校生へメッセージ

社会福祉の専門職は、仕事を通じて人々の幸せづくりに貢献でき、喜びを感じることができます。しかも給料までもらって・・・。感動いっぱい、やりがいいっぱい!目指してみませんか社会福祉の仕事!