リハビリテーション学部
Department of Speech, Language, and Hearing Sciences 言語聴覚学科
リハビリテーション学部/言語聴覚学科
Faculty of Rehabilitation/Department of Speech, Language, and Hearing Sciences
落合 勇人 yuto ochiai
助教
担当科目 | 摂食・嚥下障害学、成人発声発語障害学Ⅲ、言語聴覚障害学概論、連携基礎ゼミ、日本語表現法 |
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専門分野 | 摂食嚥下障害学 発声発語障害学 |
学位・称号/取得機関/取得年 | 修士(保健医療学)/国際医療福祉大学大学院/2018 |
資格 | 2009年 言語聴覚士(第15611号) 2013年 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士(第180434号) 2018年 LSVT Loud certificated clinician(TOJP1118-55) 2021年 日本サルコペニアフレイル学会 サルコペニア・フレイル指導士(第21246号) 2021年 日本言語聴覚士協会 認定言語聴覚士(成人発声発語領域)(第 成発19-003) |
過去の経歴 | 2009-2015 医療法人社団弥生会 旭神経内科リハビリテーション病院 2015-2019 国際医療福祉大学保健医療学部 言語聴覚学科 研究助手 2019-2020 国際医療福祉大学保健医療学部 言語聴覚学科 助教 2020‐2024 新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 特任助教 現在に至る |
所属団体・学会等 | 日本言語聴覚士協会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本嚥下医学会、日本音声言語医学会、日本サルコペニアフレイル学会、日本顎口腔機能学会、新潟歯学会、一般社団法人新潟県言語聴覚士会、にいがた摂食嚥下サポート研究会 |
研究領域 | 咀嚼・嚥下・口腔運動の電気生理学的解析、食品特性と摂食嚥下・口腔運動機能の関連、要介護高齢者の口腔嚥下機能 |
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研究紹介 | 加齢や様々な疾患を背景として、口から食べる機能が低下し摂食嚥下障害が生じることがあります。そういった方々のリハビリテーションに生かすために、健常成人や高齢者の方を対象として、口腔内の状況や食品の科学的特性を変化させた際の、咀嚼・嚥下・口腔運動の変化を生体計測を用いて明らかにする研究を行っています。 |
受賞歴 | 1. 第10回 新潟県言語聴覚学会 優秀賞 |
研究論文(英文) | 1. Kayoko Ito, Yuto Ochiai, Hirokazu Ashiga, Hirokazu Hayashi, Tomoko Iizumi, Taku Suzuki, Noboru Michimi, Tetsuo Hanagata, Sirima Kulvanich, Kouta Nagoya, Masahiro Watanabe, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Effect of COVID-19-related interruption of visiting dental services on pneumonia in nursing home residents Niigata Dent. J 2023.11 53(2):21-28 2. Reiko Ita, Jin Magara, Yuto Ochiai, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Use of suction electrodes for measurement of intrinsic tongue muscular endurance during lingual pressure generation. J Oral Rehabil 2023.3 51(3):566-573 |
研究論文(和文) | 1. 落合勇人,渡邊賢礼,那小屋公太,山田真子,辻村恭憲,井上 誠 原疾患の管理が安定後も合併症の問題により,嚥下障害の対応に難渋した皮膚筋炎の一例. 新潟歯学会雑誌 2021.9 51(1):45-50 |
報告書 | 1. 2023年 落合勇人 厚生労働省 令和4年度 自立支援機器イノベーション人材育成事業 参加報告 日本言語聴覚士協会 |
科学研究費 | 1. 2018 基盤研究(C) 窒息事故軽減に向けた児童の食行動調査と指導計画の開発 |
共同研究・受託研究 等 | 1. 2024 800千 研究助成金 唾液分泌低下が高齢者の摂食・嚥下運動に与える影響-高齢者向け食品の開発に向けた予備的調査-(公益財団法人総合健康推進財団;代表) 2. 2023 900千 研究助成金 菓子の咀嚼性に関する検証(株式会社亀田製菓;分担) |
学会等研究発表 | 1. 落合勇人,板離子,小貫和佳奈, 前川和也,相澤知里,真柄 仁, 辻村恭憲,井上 誠 唾液分泌低下及び油脂添加がパンの咀嚼運動と食塊特性の経時的変化にもたらす影響. 第47回日本嚥下医学会総会ならびに学術講演会 2024年2月9-10日 2. 新開瑞希,真柄 仁,板 離子,落合勇人,相澤知里,井上 誠,鈴木善貴,柴垣あかり,松香芳三 唾液分泌増加がもたらす固形食品摂取時の咀嚼嚥下運動への影響. 第47回日本嚥下医学会総会ならびに学術講演会 2024年2月9-10日 3. 板 離子,落合勇人,真柄 仁,辻村恭憲,井上 誠 舌圧発揮時の舌筋ならびに舌骨上筋群活動の経時変化 第9回日本栄養・嚥下理学療法学会学術大会 2023年9月17-18日 4. Yuto Ochiai, Reiko Ita, Wakana Onuki, Kazuya Maekawa, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Effects of hyposalivation and fat spread topping for bread on chewing behavior and bolus characteristics The 29th Annual Meeting of Japanease Society of Dysphagia Rahabillitation 2024.9.2-3 5. 谷合信一,阿志賀大和,尾上ふみ,落合勇人,中村達也 言語聴覚士が目指す摂食嚥下リハビリテーション:あなたのやりたいことを聴かせてください 第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2023年9月2-3日 6. 板 離子,鈴木 拓,吉原 翠,落合勇人,山田真子,真柄 仁,井上 誠 舌癌術後患者に対し,摂食嚥下機能における義歯装着の有効性について検討した一例, 第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2023年9月2-3日 7. 落合 勇人、板 離子、那小屋 公太、吉原 翠、山田 真子、鈴木 拓、井上 誠 口底癌術後遊離皮弁再建術後に重度嚥下障害,構音障害を呈した一例 第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2023年9月2-3日 8. 山田真子,落合勇人,真柄 仁,那小屋公太,小貫和佳奈,坂井 遥,辻村恭憲,井上 誠 当院の摂食嚥下機能回復支援チーム体制の構築 第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2023年9月2-3日 9. 落合勇人 通所介護施設における口腔・嚥下機能の維持・向上に向けた言語聴覚士の役割と有効性の検討ー他職種連携による口腔機能向上加算拡大に向けた取り組みー 第10回新潟県言語聴覚士学会 2023年5月28日 10. 落合勇人,板離子,小貫和佳奈, 前川和也,真柄仁, 辻村恭憲,井上 誠 唾液分泌低下及びマーガリン添加がパンの咀嚼・嚥下運動と食塊特性にもたらす影響 第46回日本嚥下医学会および学術講演会 2023年3月3-4日 11. 板離子,落合勇人,小貫和佳奈,真柄仁,辻村恭憲,井上誠 持続的舌圧発揮時の舌筋および舌骨筋群の筋電図学的分析. 第46回日本嚥下医学会および学術講演会 2023年3月3-4日 12. 落合勇人,板離子,小貫和佳奈,Sirima Kulvanich,真柄仁,辻村恭憲,井上 誠 唾液分泌低下がパンの咀嚼嚥下動態に与える影響 第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2022年9月23-24日 13. Reiko Ita, Yuto Ochiai, Wakana Onuki, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Electromyographic analysis of tongue and hyoid muscles during tongue pressure generation. The 28th Annual Meeting of the Japanese Society of Dysphagia Rehabillitation 2024.9.23-24 14. 山田真子,落合勇人,那小屋公太,渡邊賢礼, 辻村恭憲,井上誠 聴覚障害患者にタブレット端末を使用して摂食嚥下リハビリテーションを実施した一例 第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 2022年9月23-24日 15. 落合勇人,小貫和佳奈,髙田夏佳,伊藤加代子,真柄仁,辻村恭憲,井上誠 唾液分泌抑制がもたらす固形食品摂取時の咀嚼嚥下運動への影響 第33回日本老年歯科医学会学術大会 2022年6月11‐12日 16. 落合勇人,梶山理恵,板 離子,小貫和佳奈,川田里美,髙田夏佳,辻村恭憲,真柄 仁,井上 誠 口腔乾燥がもたらす摂食嚥下運動への影響 第45回日本嚥下医学会学術講演会 2022年2月24-25日 17. 後藤理恵,落合勇人, Sirima Kulvanich, 辻村恭憲,真柄 仁,竹井 亮,髙橋 肇,井上 誠 唾液分泌量の低下が咀嚼嚥下運動に与える影響 日本顎口腔機能学会第66回学術大会 2021年12月4-5日 18. Mana Ando,Jin Magara,Yuto Ochiai,Yukiko. Orihara, Kouki Noda, Roxana Stegaroiu,Makoto Inoue Effect of oral dryness and bolus property on swallowing function. 11th ESSD Congress, online conference 2021.11.4-6 19. 落合勇人,渡邊賢礼,那小屋公太,山田真子,井上 誠 頸部食道癌再発に対する遊離空腸を用いた再建術後に認められた嚥下障害の一例 第26・27回合同学術大会日本摂食嚥下リハビリテーション学会 2021年8月19日-21日 20. 落合勇人,渡邊賢礼,那小屋公太,山田真子,辻村恭憲,井上 誠 皮膚筋炎ならびにその合併症により対応に苦慮した嚥下障害の一例 第22回日本言語聴覚学会 2021年6月19日-20日 21. 落合勇人,前新直志,小野高裕 連続構文音時における舌圧発現の観察~運動速度の変化に伴う相違について~ 第63回日本音声言語医学会, 2018年10月13日 22. 落合勇人,佐藤友貴,佐藤妙子,三森千種,小渕千絵,畦上恭彦,阿部晶子 臨床実習における指導者評価と自己評価の比較. ~実習終了後のフィードバックをより有意義にするために 全国リハビリテーション学校協会第31回教育研究大会 2018年8月25日 23. 落合勇人,前新直志,小野高裕,堀一浩,藤原茂弘 単音節構音時における舌圧の検討-構音様式に伴う相違について- 第19回日本言語聴覚学会 2018年6月23日 24. 落合勇人,前新直志,小野高裕,堀一浩,藤原茂弘 短文発話時における舌口蓋接触圧力の検討-発話手法の差異による舌圧変動の観察-. 第44回日本コミュニケーション障害学会,北里大学 2018年5月12日 25. Ochiai Y,Maeara N,Ono T,Hori K,Fujiwara S Analysis of contact pressure on the tongue-posterior lateral part of the palate during articulation 10thAsiaPacific Society of Speech, Languageand Hearing,International 2017.9.19 26. 落合勇人,前新直志 プレゼンテーションソフトpreziの国家試験対策講義における活用事例 全国リハビリテーション学校協会第30回教育研究大会 2017年8月31日 27. 落合勇人,前新直志,小野高裕,堀一浩,藤原茂弘 単音節構音時における舌後方側方部-口蓋接触圧の分析 第18回日本言語聴覚学会 2017年6月24日 28. 落合勇人,前新直志 舌の能動的知覚探索運動が口腔・構音運動に及ぼす影響. 第6回国際医療福祉大学学術大会,国際医療福祉大学 2016年8月28日 29. 落合勇人,平山淳一,平田文 回復期リハビリテーション病院において段階的なチームアプローチにより、気管カニューレ抜去・3食経口摂取に至った一例 第5回国際医療福祉大学学術大会 2015年8月29日 |
学会・職能団体の委員 | 1. 2013年 千葉県言語聴覚士会 言語聴覚の日 実行委員 2. 2021年 日本言語聴覚士会 第23回日本言語聴覚学会 実行委員 3. 2022年 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会 プログラム委員 4. 2022年-2023年 新潟県言語聴覚士会 理事 教育研修部長 5. 2023年- 新潟県言語聴覚士会 理事 学術局長 6. 2023年 日本嚥下医学会 第47回日本嚥下医学会学術集会 事務局 |
公開講座・講演会等 | 1. 2012年 千葉県東葛北部地域リハビリテーション広域支援事業 研修会 嚥下障害〜支援の手がかり 講師 2. 2018年 茨城県坂東市社会福祉協議会 障害者の摂食嚥下障害と口腔ケア 講師 茨城県坂東市社会福祉協議会 |
その他の社会活動への参加協力 | 1. 2018 厚生労働省・公益財団法人医療研修推進財団 第46回理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等講習会修了(第19067号) 非常勤 2. 2020 はあとふるあたごデイサービスセンター・複合施設おぎかわ・看護小規模多機能ホームあきは 非常勤 3. 2023 新潟市多職種合同介護予防ケアプラン検討会 助言者 新潟市中央区 |
学内委員会活動 | 1. 科研費対策委員 |
Research Areas | Dysphagia Rehabilitation, Oral Motor Functions |
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Research Introduction | I am conducting research using biometrics to determine changes in mastication, swallowing, and oral movements in healthy adults and the elderly when oral conditions and scientific characteristics of foods are altered. |
Papers | 1. 2023 Kayoko Ito, Yuto Ochiai, Hirokazu Ashiga, Hirokazu Hayashi, Tomoko Iizumi, Taku Suzuki, Noboru Michimi, Tetsuo Hanagata, Sirima Kulvanich, Kouta Nagoya, Masahiro Watanabe, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Effect of COVID-19-related interruption of visiting dental services on pneumonia in nursing home residents Niigata Dent. J 2023.11 53(2):21-28 2. 2023 Reiko Ita, Jin Magara, Yuto Ochiai, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue Use of suction electrodes for measurement of intrinsic tongue muscular endurance during lingual pressure generation. J Oral Rehabil 2023.3 51(3):566-573 |