新潟医療福祉大学は、文部科学省の平成29年度私立大学研究ブランディング事業の支援対象校(タイプA:社会展開型)に選定されました。
事業名称 | リハビリテーション科学とスポーツ科学の融合による先端的研究拠点 - Sports & Health for All in Niigata - |
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選定タイプ | タイプA:社会展開型 |
事業期間 | 5年間(2017年-2021年) |
文部科学省からの支援を有効に活用し、特色ある教育・研究・地域貢献活動を強力に推進していきます。
学長のリーダーシップの下、優先課題として全学的な独自色を大きく打ち出す研究に取り組む私立大学等に対し、経常費・設備費・施設費を一体として重点的に支援する研究助成事業。平成29年度は全国188の私立大学・私立短期大学から申請があり、「タイプA(社会展開型)」に33校が、「タイプB(世界展開型)」に27校が選定されました。
超高齢社会の進展や社会保障費の増大など国家的な課題を抱える日本において、近年、"健康寿命の延伸"を目的とした、健康づくり運動の推進が強く求められています。
新潟医療福祉大学は、全国でも数少ない保健・医療・福祉・スポーツの6学部13学科を有する総合大学として20種類以上の専門職を養成する教育カリキュラムを配置し、将来、さまざまなフィールドで対象者ひとりひとりのQOLの向上を多面的に支援することのできる「優れたQOLサポーター」を育成しています。
また、"運動機能医科学研究所"やトップアスリートおよび指導者を育成する"強化指定クラブ"、アスリートサポート研究を推進する"アスリートサポート研究センター"などを設置し、リハビリテーション科学およびスポーツ科学を基盤とした、特色ある教育・研究・地域貢献活動を実践しています。
そこで本事業では、これら本学が有する教育・研究資源を有機的に結び付け、1.基礎的研究の推進、2.実践的研究・人材育成の推進、3.健康増進研究・地域貢献活動の推進を主たる研究領域とする『リハビリテーション科学とスポーツ科学の融合による先端的研究拠点』を形成することで、新潟県民のスポーツ活動及び健康増進活動を活性化し、"Sports & Health for All in Niigata=地域住民からアスリートまで全ての人が安全にスポーツを楽しみ、幸せな生涯を過ごす新潟県"の創出を目指します。また、これら研究成果を学生教育に還元することで、建学の精神である「優れたQOLサポーターの育成」に寄与していきます。
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"Sports & Health for All in Niigata(通称:SHAIN)=地域住民からアスリートまで全ての人が安全にスポーツを楽しみ、幸せな生涯を過ごす新潟県"の創出を目的に、以下の3領域を主たる活動とし、それぞれに関連する以下の9つの研究チームを編成し、本研究プロジェクト【SHAINプロジェクト】を推進します。
これら3領域9研究チームを有機的に連携させることで、「問題提起と成果還元」のサイクルを構築するとともに、トランスレーショナルリサーチを推進していきます。
本事業【SHAINプロジェクト】の推進にあたり、学長をリーダーとする全学的なPDCA体制を構築しています。また、研究活動ならびにブランディング活動それぞれについて年次目標・計画を定め、その進捗については自己点検・評価および外部評価を受けながら、適宜修正・改善を図っていきます。