２０２２年９月１０日（土）・１１日（日）、福井県鯖江市で来春小学１年生になる子どもを対象とした就学前健診を実施しました。 学習や生活に影響が出る近視や遠視、乱視などを早期発見し、治療につなげてもらうことを目的とし、鯖江市内約６００人を検査しました。

本学より視機能科学科4年生の松井千洋さん、3年生の前角安佳里さんのお二人が健診会場の中の「めいくブース」を担当しました。眼の健康を啓発する「めいくブース」に多くの皆様にお立ち寄りいただきました。


福井県鯖江市とは、２０１９年度より連携し、幼児期の子どもたちの視力検査体制の強化や眼の健康づくり「眼育（めいく）さばえプロジェクト」を推進しています。また、２０２１年３月には、お互いが所有する専門性や知的、人的、物的資源の提供を通じて、地域社会への貢献や人材育成、産業振興に寄与することを目的とした包括連携に関する協定を締結しました。

このたび参加した学生さんからの声です。

眼鏡に関する手づくりの絵本や、「あいあいにゃんことおめめのたいそう」という紙芝居、目の表情合わせカードゲームなどに子どもたちが興味を示してくれ、手に取ってくれていたので嬉しかったです。
眼の表情が変わる「あいあいにゃんこ」が子どもたちに人気で、自ら眼の表情を変えて楽しんで遊んでくれました。
眼軸長測定機器を使っての眼球の長さを測る経験もしました。高度近視は、眼軸が伸びて、様々な病気になるリスクがあることを多くの方に知っていただけました。
鯖江市と新潟医療福祉大学が連携しての眼育活動に参加し大変刺激を受けました。多くの職種が健診に関わっていることを知り、地域の連携を感じとることができました。視能訓練士が専門性を持って、学校保健の場で活躍する姿をみることができたことは大きな収穫でした。


>>眼育さばえプロジェクトについて
https://www.city.sabae.fukui.jp/about_city/kekaku_torikumi/citypromotion/meikusabae.html

>>視機能科学科の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ort/

>>視機能科学科のブログはこちら
https://ort.nuhw.ac.jp/