2019年4月6日(日)、新潟テルサにおいて、認知症市民フォーラム「考えよう認知症、他人ごとではない」が開催されました。
本イベントは、新潟東ロータリークラブが主催し、新潟市内6ロータリークラブが共催して実施され、一般市民約220名が参加しました。
ロータリークラブでは、健康と社会共生活動を推進しており、今年度は認知症の現状、認知症予防対策などについて理解を深め、聴講者自身および家族の自立した長寿生活の参考にしていくうえで、認知症にやさしい社会つくり、認知症予防のできる街づくりなどの課題共有を促すことを目指しています。このような背景から、認知症予防の専門家として本学医療技術学部診療放射線学科の児玉直樹教授より「認知症予防、認知症と共生するまちづくり」について、講演がなされました。
みどり病院の成瀬聡院長より、認知症とは何かについて講演があり、認知症発症のリスクとして生活習慣病が挙げられ、日々の健康管理の大切さを説かれました。次に、本学医療技術学部診療放射線学科の児玉直樹教授より、患者本人の意向を尊重して家族や仲間と一緒に暮らせることが大切であると強調し、その人らしく生きがいを持ち続ける機会を増やすことも認知症予防に繋がると述べられました。講演終了後には会場を交えたディスカッションがあり、市民から「自分自身、認知症のような症状が出てきている。これから増える患者を支える体制づくりが必要である」、「新潟市内の認知症医療の体制はどうなっているのか」などの意見が出され、非常に活発な議論がなされました。
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