2024.06.06
Development of an Original Three-Dimensional Computed Tomography Scan Method and Imaging Process for Surgical Support of Anterior Cruciate Ligament
スポーツ外傷では膝前十字靱帯損傷が多く見られるがその大半がMRIによる検査によるものであるが、個人病院レベルに普及しているCTで3次元画像処理として表現できる。通常のMRI検査は診療報酬が高い検査であるが、診断治療に導く画像処理は劣るため3DCTは損傷状況及び手術支援となる理解ある情報である。本研究成果は2024年4月25日 CureusのOpen Access Case Reportとして掲載されたものです。また同年5月末にSpringer Natureに掲載されます。
【研究者のコメント】
靱帯損傷においての優先検査はMRIと認識されているが、3次元画像で画像処理することは現状困難であるため、普及したCT撮影の画像情報を3次元画像によって処理することで診断治療の情報が同時に提供できるため、医療費の軽減に貢献できる。画像処理は2段階の工程で処理を行いるので今後はさらに簡便な方法を考案し画像処理時間の短縮を図る。
【研究のポイント】
CT撮影はオリジナルであり、手術体位による最大屈曲位での撮影を実施する。
【原論文情報】
Minoru Ishifuro , Nobukiyo Yoshida , Kazushi Yokomachi , Chikao Fujioka , Nobuo Adachi Development of an Original Three-Dimensional Computed Tomography Scan Method and Imaging Process for Surgical Support of Anterior Cruciate Ligament