10月22日(木)~11月4日(水)に、独立行政法人国際協力機構(JICA)の要請を受け、
生活習慣病予防に関する研修(生活習慣病予防コース)が行われました
今年度は、タイ王国より、14名の研修員が参加
現在タイでは、生活習慣病が次第に増え、
なんと死因の多くは生活習慣病に関係するとのこと
生活習慣病が増えた要因として、
『都市化による生活スタイルの変化』や『食塩の過剰摂取』
『運動量の低下』などが多く、、、
国を挙げて健康促進や予防施策に取り組まないといけない状況
そこでJICA研修では
生活習慣病予防のための知識や技術を獲得し、
自国の実情に合った予防対策計画を立案し関係者に普及するために、
本学でみっちり学んでいただきました
ちなみに・・・
本学がJICAの受託事業として研修員を受け入れる取り組みは、平成21年からスタート
なぜ本学が選定されてきたかというと・・・
新潟医療福祉大学は保健・医療・福祉・看護・スポーツの総合大学として、
生活習慣病予防に不可欠な看護、栄養管理、運動指導、リハビリテーションのすべてに
関する教育・研究を実施しているから
つまり、新潟医療福祉大学だからこそできる取り組みなのです
それでは、今回【研修編】ということで、研修内容を少しご紹介
減塩をテーマに調理実習を実施し、
生活習慣病(特に高血圧)予防のための栄養教育についてを学びます
また、地域の高校へ訪問し、生活習慣予防の食育についての実態を学んだり、
日本の学校給食制度について学んだりなど、
【食】の面での、生活習慣予防のための知識を身につけます
ダンス実習を体験し、運動指導のバリエーションを広げたり
【スポーツ】の面からも、生活習慣予防について学んでいきます
その他、、
・病院における多職種連携について
・看護・保健師による生活習慣病へのアプローチについて
・高齢・生活習慣病の複合問題のアプローチの現状・問題点について
など、本学だからこそ、できる研修がたくさん
もちろん!せっかく日本、新潟にきたのですから、
新潟の観光や、日本の文化にも触れたそうです
日本の文化は、タイの方々から見ると、
どう映ったのでしょうか
また、実はこのJICA研修、本学の学生にとってもたーくさんメリットが
メリットは次回ご紹介します