新潟医療福祉大学水泳部の8シーズン目が終了しました。 今回の一番大きな成果は、なんと言っても男子で創部以来初めてリレー種目でB決勝に進出できたことです。 昨年度、大友瑛史(宮城県出身)が男子で初めてB決勝に進出し、初得点を獲得してくれました。それをきっかけにチーム内で「俺たち男子もやれる!」という意識が確実に生まれてきていました。その大友瑛史は今年、点数を獲得することは出きませんでしたが、努力家の彼ならば来年は必ずやってくれると信じています。そして、今年は、松井浩亮(埼玉県出身)が1年生ながら50m自由形でB決勝に進出。さらに、400mメドレーリレーでは1・2年生だけのメンバーながら、7月の中部インカレで出した3’50”1というチームベストを3秒以上縮める偉業を成し遂げてくれました。中部インカレが終わった後、「インカレまでに4人で4秒縮めることができれば確実にB決勝に進出できる!」ということをチーム全体に対して言い続けてきました。普通に考えれば2ヶ月で4秒も縮めることは不可能に近いですが、チームの将来のために「本気で狙うことに意義がある」と思っていました。4人の自己ベストを足したら、絶対に16位に入るチームではありませんでしたが、「チーム全体で本気で狙う」ことの大切さを学ぶことができたし、今回の結果からも確実にチーム力がアップしたと確信しております。一方で、今回、今まで本学水泳部を支えてきた女子が全体的に今ひとつの結果でした。今回の結果を監督として真摯に受け止めて、次シーズンに向けたプランをしっかりと練っていきたいと思っています。ただ、男子がメドレーリレーでB決勝に残った後、女子から「男子ができたのだから同じ練習をしている私たち女子にもできる!」というオーラが確実に伝わってきました。このオーラを次のシーズンに必ず生かしたいと思います。
今回のインカレを終えて、一歩ずつですが、「闘うチーム」に変化してきているように感じています。新潟医療福祉大学水泳部も次は9シーズン目に入ります。 今シーズンも多くの方々に支えられ、新潟医療福祉大学水泳部はインカレを終えました。 これからも「闘うチーム」を目指していきます。
今後とも応援よろしくお願いいたします。 最後になりますが、今回、多くの保護者の皆様、そして卒業生たちが応援にかけつけてくれました。
本当にありがとうございました。 今後とも応援をよろしくお願いいたします。
監督:下山好充
自己ベスト更新者は、以下の通りです。
【青木陽佑(東京都出身・健康スポーツ学科1年)】
200m自由形(800mリレー第3泳者) 1'54"77(引継)
1500m自由形 16'00"32
15秒以上、自己ベストを更新!
16分切りを目指して地道にトレーニングをしてきました。
次の目標は、日本選手権突破です!
【松井浩亮(埼玉県出身・理学療法学科1年)】
50m自由形 23"37(予選)
50m自由形 23"33(B決勝)
100m背泳ぎ 57"96
400mメドレーリレー第4泳者 51"02(引継)
800mリレー第3泳者 1'55"21(引継)
個人種目、リレー3種目全てにフル出場し、自己ベストを連発!
タフなレースを展開してくれました。
これからが楽しみです!
【穴水雄大(新潟県出身・健康スポーツ学科1年)】
200m個人メドレー 2'13"47
個人メドレーは専門種目ではありませんが、今シーズンは総合的に鍛える意味でも個人メドレーにチャレンジしてきました。来シーズンはスプリンターとしての特性を生かしていきたいと考えています。
【高田恭兵(新潟県出身・健康スポーツ学科2年)】
100m背泳ぎ 56"61(メドレーリレー第一泳者)
200m背泳ぎ 2'09"53
100mでは7月に出した自己ベストを1.3秒縮める驚異的な記録更新!個人種目の100m背泳ぎでは、100分の2秒差で17位と悔しい思いをしました。この悔しさをバネにこれから更に上を目指します!
【山口紗季(福島県出身・健康スポーツ学科2年)】
100m自由形 58"53
得意の50mで自己ベストを出せず、B決勝進出を果たすことができませんでした。
しかし、100mでは、気持ちを切り替えて、今までのトレーニングの成果が確実に現れました。更に力をつけて来年は確実に午後も泳げるようにします。
【大森悠多(茨城県出身・健康スポーツ学科3年)】
50m自由形 23"67
100m自由形 52”92
50mでは自己ベスト更新も、狙っていた決勝・B決勝進出ならずに悔しい思いをしました。来年は必ずリベンジします!!!
【涌井春香(神奈川県出身・健康スポーツ学科4年)】
100m背泳ぎ 1’07”36
苦しい時期もありましたが4年間耐え続け、ラストレースで4年生パワーを出して自己ベストを更新!女子キャプテンとしての意地を感じることができました!
【寒河江勇介(山形県出身・健康スポーツ学科4年)】
100m平泳ぎ 1'04"69
4年生の意地で自己ベスト更新!
狙っていた200mでは残念ながらB決勝進出を果たせず、悔しい思いをしましたが、この1年間、本当によく頑張ってくれました。これまでの水泳での経験を生かしてこれからの人生を歩んでくれると思います。
【鳴瀧智大(和歌山県出身・健康スポーツ学科4年)】
200m自由形(800mリレー第4泳者) 1'56"05(引継)
キャプテンとして、800mリレーのアンカーを託しました。
リレー引継ながら、最後の最後に自己ベストを更新。魂のこもったレースを見せてくれました。
前日の個人種目では、1'58"08だっただけに、「リレー男」の本領を発揮できたと思います。本当によく頑張ってくれました!
シーズンの集大成であるインカレが終了しました。
創部8年目にして、初めて男子でリレーでのB決勝進出を果たすことができました。
昨年は男子で初の得点を獲得することができ、今年は個人種目とリレー種目の両方で得点することができました。
主な成績を数日に分けて、記載していきます。
【松井浩亮(埼玉県出身・理学療法学科1年)】
50m自由形 予選 23”37 11位 B決勝進出! (自己ベスト更新)
50m自由形 B決勝 23”33 B決勝3位 (自己ベスト更新)
本学理学療法学科卒業生の三富陽輔トレーナーと。
【男子メドレーリレー 予選 3’47”07 15位 B決勝進出! (チームベスト更新)】
背泳ぎ:高田恭兵(新潟県出身・健康スポーツ学科2年) 56”61
平泳ぎ:後沢秀至(長野県出身・健康スポーツ学科1年) 1’04”23
バタフライ:今井恭太(石川県出身・健康スポーツ学科1年) 55”21
自由形:松井浩亮(埼玉県出身・理学療法学科1年) 51”02
高田恭兵が背泳ぎで、56”61の自己ベストを約1.5秒更新!
日本選手権の標準記録も突破しました!
他の3名もベストパフォーマンスを発揮し、見事、B決勝進出。
2ヶ月前に行なわれた中部インカレで出したチームベスト(3’50”13)を同じメンバーで3秒以上更新。大躍進です!