12月10日(土)、新潟県立生涯学習推進センターにて、新潟県主催・新潟医療福祉大学協力による平成23年度新潟水俣病講演会が開催され、講演やパネルディスカッションと併せて、本学社会福祉学科学生が紙芝居「阿賀野川物語」を披露させていただきました。
本講演会は、新潟水俣病への理解を深めつつ、その経験や教訓を将来へ伝えていくことを目的として、新潟県(新潟県立環境と人間のふれあい館)が開催したものであり、本学の社会福祉学部長、丸田秋男教授がコーディネーターとなり、「新潟水俣病の経験・教訓と地域再生・融和の取り組みのこれからを考える」をテーマとしたパネルディスカッション等が行われました。
その後、本学社会福祉学科の3年生3名が、阿賀野川流域の歴史を振り返りながら、新潟水俣病の発生に至る経緯などを理解するための紙芝居、「阿賀野川物語」を読ませていただきました。
講演会の全体テーマが「新潟水俣病の教訓を次世代へ伝えること」だったこともあり、会場の100名近い聴衆の方々からは、大きな拍手をいただきました。
また、本学在学生はボランティアとしても参加させていただき、会場案内係等を務め、新潟県立環境と人間のふれあい館のスタッフの方々から労いのお言葉を頂戴しました。
本学では今後も、新潟水俣病の情報を正しく発信することで地域全体で患者の方々を支えるような社会づくり目指し、学生が新潟水俣病問題に関心を持ち、正しく理解できるような様々な取り組みを、積極的に行って参ります。
<写真上から>
・講演/バネルディスカッション
・社会福祉学科在学生による紙芝居
・在学生ボランティアスタッフ
・同上
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