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【健康栄養学科】本学健康栄養学科の稲村雪子講師が管理栄養士として初めて新潟県知事表彰を受賞致しました!

2012.05.29 新着情報

 

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11月8日(火)、新潟県の政治や社会、文化の発展等に多大な功績のあった方々を表彰する、新潟県知事表彰が新潟県庁で行われ、本学健康栄養学科の稲村雪子講師が、管理栄養士として初めて県知事賞を受賞致しました。

稲村講師は「保健衛生」部門で「精神科医療分野における栄養士業務の発展に大きく貢献」したことで今回の受賞に至りました。

<主な功績事項>
長年にわたり精神科病院の管理栄養士として業務に精励し、精神保健福祉の向上に貢献している。
(1) 管理栄養士としての活動
精神科医療の分野では、入院患者の社会復帰が課題となっており、食のフィールドから社会復帰を支援するため、精神科病院栄養士の資質向上や問題解決の活動に努めた。
平成14年から平成21年には、全国精神科栄養士協議会の会長として、「退院時食教育プログラム」の開発に携わり、自ら先頭に立って、普及・啓発に努め、入院患者の社会復帰に大きく貢献した。また、県内外から多くの研修会の講師に招聘され、精神科栄養士業務の発展に貢献している。また、現在は、日本精神科病院協会の認定栄養士委員会の外部委員として認定栄養士制度の発足に尽力し、日本精神神経学会においては多職種委員会の委員として精神科のチーム医療のあり方等の検討会に参画している。

(2) しおりの会の活動について
精神科病院入院患者の社会復帰に積極的に取り組むため、平成3年に氏が中心となって、新潟市内の精神科病院栄養士8名と精神科医師1名で、「しおりの会」を結成し、患者のQOL(Quality Of Life)向上のための活動に取り組んでいる。平成5年には、「自炊のしおり」を出版し、患者の社会復帰に大きく貢献した。県内はもとより全国の精神科病院や社会復帰施設などにも利用され、精神福祉関係者から、高い評価を得ている。また、平成6年には「エイボングループサポート賞」、平成10年には「新食生活コンクール 新たな食生活実践部門」で中央推進活動協議会部門会長賞を受賞し、社会的にもその活動は高く評価されている。
さらに、しおりの会では、新潟市内の退院後の患者を対象に平成5年から平成20年にわたり、ボランティア活動として「しおりの会料理教室」を30回程実施し、社会復帰を支援する実践活動も行っている。

<表彰歴>
平成22年 新潟県精神保健福祉功労者表彰

<社会的貢献>
公益社団法人 新潟県栄養士会会長

<稲村講師の喜びの声>
長年精神科医療分野において尽力してきた私にとって、こんなに嬉しいことはありません。それは、私はもとより、共に活動をしてきた仲間や、職場の方々や、私を支え、協力をいただいた多くの方々にとっても共の喜びでもあり、栄誉でもあるからです。これからも、地道に、自分の仕事に対する信念に従い、目標を失わず、一つ一つ丁寧に仕事をし続けていきたいと思います。

<写真上から>
・斎藤健康栄養学科長からの花束贈呈
・表彰状とともに

>>稲村講師のプレフィールはこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hn/teacher/inamura.html

>>健康栄養学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hn/index.html

>>新潟県栄養士会の活動はこちら
http://eiyou-niigata.jp/

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