本学では、保健・医療・福祉・スポーツの総合大学という利点を活かし、開学以来、連携教育に力を注いでおり、学内組織である連携教育推進委員会を中心にさらなる教育水準の向上に努めております。
本シンポジウムは、医療福祉連携について教育機関がいかに社会に貢献できるかについて英国の経験を知ること、また、医療福祉連携の新潟地域における実践例を通して、大学教員・学生の役割の将来展望を共有することを目的としております。
当日は、英国連携教育推進センター(CAIPE)副センター長のヘレナ・ロウ先生をお招きし、「現場協働における大学の役割」をテーマに地域医療での職種間協働における大学の役割について、英国での動向を交えながらご講演をしていただきました。
また、一般演題では、地域の保健・医療・福祉領域における職種間協働、あるいは連携教育を実践している本学教員が、その取り組みをご紹介させていただきました。
高齢化社会の進展に直面した我が国において、医療・福祉サービスやケアを考える際に、連携教育や職種間協働の実践がますます重要になります。本シンポジウムでは、一般演題で紹介された事例を踏まえ、専門職養成機関である大学が果たす役割や可能性について、活発な討論がなされました。
本学は今後もより充実した教育・研究活動の実践に向けて尽力して参ります。
本学の連携教育についての詳細は、
>>http://www.nuhw.ac.jp/cooperation/index.html
本学が代表校を務める「文部科学省 平成21年度 戦略的大学連携支援事業」についての詳細は、
http://www.ipe.nuhw.ac.jp/