「卒業前看護技術研修」とは、本学卒業後、病院など臨床現場で行う看護技術を、卒業前に最終確認することを目的として実施され、本学看護学科4年生70名程が参加しました。
研修では、吸引・導尿・静脈内点滴注射の準備・採血の技術や無菌操作方法を確認し、参加した学生は、4月から病院で働く自分の姿を想像しながら真剣に取り組んでいました。
本研修の最大の難関は学生同士で実際に行う「採血」でした。事前にモデル人形を使い何度も繰り返し練習しているものの、実際の人間相手に行うことは初めての経験の為、一つひとつの作業を慎重に確実に行っていました。
上手に採血できた学生も、できなかった学生も、終わった後では皆、学生でなく“看護師”の顔になっていました。
研修後、参加した学生からは、
「卒業前に看護技術を確認できて良かった」
「実際に採血を行ってみて、看護師として臨床現場にでる実感がわいて来た」
などの声が寄せられ、卒業前に看護師としての自覚が芽生える充実した研修になったようです。
看護学科では、来年度も卒業直前の4年生を対象に卒業前技術研修を実施し、学生が自信を持って臨床現場へ羽ばたいていけるように全力でサポートして参ります。
本学を卒業し、新人看護師として社会に旅立っていく卒業生たちが、今回の研修で得たことを、実際の職場で役立ててくれることを期待しています。
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