平成22年10月20日(水)~10月27日(水)の間、本学理学療法学科の教員がロシア・ハバロフスク極東総合医科大学(以下、医科大学)との大学間交流を行って来ました。
本学と医科大学は、平成18年9月29日に国際交流に関する協定書(5年間効力を有する)を締結しており、これまで本学看護学科との間で積極的な交流活動を行って来ました。
今回の訪問は、交流の更なる発展を目指し本学理学療法学科と医科大学「理学療法・医学的リハビリテーション学科」との関係を築くことや極東地域における医療事情について情報を得ることなどを目的に、本学理学療法学科より久保 雅義 教授、古西 勇 准教授が参加致しました。
ハバロフスク市の中心にある中央広場の一角に位置する医科大学は、1930年に創設され、その後、ロシア共和国政府の決定により国立極東総合医科大学に昇格しました。現在では学生数2,000名以上、教員600名以上、事務職員300名以上の規模を誇る極東地域の医学の中心地となっており、本学を含む日本の大学との交流経験も豊富な大学です。
同大学訪問では、Molochnyy V.P.学長を初めとする国際交流に関する教授陣と意見交換などを行いました。また同大学「理学療法・医学的リハビリテーション学科」の訪問により、同学科の教育・研究について情報を得るなど充実した訪問となりました。
また、ハバロフスク市内の医療施設・保養施設などの訪問も行い、ロシアにおける理学療法の臨床について情報を得ることができました。
今回の訪問をもとに、本学と医科大学で締結した国際交流に関する協定書が延長され、今後も学生・教員がお互いに学ぶ機会を得られることを期待しています。
<写真上から>
・ハバロフスク極東総合医科大学の外観
・医科大学学長室にて
・退役軍人のサナトリウムで行われていた物理療法の様子
・第2地域病院にて
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