この研究会は台湾の理学療法学会や作業療法学会などが共催しているものです。台湾でも、日本と同様に理学療法士や作業療法士は国家資格となっていますが、免許更新には学会や研究会などに参加し6年間で148単位を取得することが条件となっているため、当日は理学療法士や作業療法士をはじめ、医師や大学教員、学生や義肢装具製作会社の社員など、多くの医療関係者が受講しました。
台湾に学術的フィールドを持つ阿部准教授は、「靴や足部装具(インソール)のことを勉強したいが、外国人講師を招聘すると受講料が高額になり、若い研究者や学生が受講できない。」という要望を受け入れ、招待講演ではなく開催費用の全額を阿部准教授が負担する形で行なわれました。このような主旨で行なわれた外国人講師による学術セミナーは過去に例がなく、台湾の各学会にはインパクトのあるイベントになったようです。
義肢装具自立支援学科並びに新潟医療福祉大学では、本学で培う高い専門性を活かし、新潟から世界へ情報発信できるよう、今後もこうした活動に積極的に取り組んでまいります。
<写真上から>
会場となった高雄長庚病院
講演の様子
デモンストレーションの様子
記念盾の贈呈
修了証を持って記念撮影
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