今回、覚書を結んだアンヘレス大学財団は、1962年に設立され、1971年には教育、文化、スポーツ省によって大学として認可、その後、設立者一族の質の高い教育を中央ルソン島地域に恒久的に提供したいという願望により、1975年に大学は非株式・非営利教育財団に変わりました。
設立48年を迎える現在では、アンヘレス大学財団はフィリピン国内において、大学院の学位を持つ教員数の割合が高く、質の高い教育と研究の基盤となっております。さらに最新技術の器材と施設の設置により、63もの一般教養教育プログラムのある大学となっております。
同アンヘレス大学財団と本学は、平成21年2月に本学理学療法学科の教員・学生が海外短期研修としてフィリピン共和国を訪れ、医療福祉に関連する施設を訪問するほか、理学療法士を育成する同大学を訪問するなど、学生交流を深めてまいりました。
調印式では本学学長 山本 正治、アンヘレス大学学長 Jpseph Emmanuel Lukban Angels(ヨセフ・エマニュエル・アンヘレス)氏よりご挨拶を頂き、その後、覚書に調印が行われました。
覚書には、質の高い教育と研究の実現に向けて、教員開発(FD)・共同研究・情報交換・学生交流プログラムに関する内容が示され、両大学の更なる交流が期待されます。
本学では今後も、保健・医療・福祉分野の連携実現を目指し、国際交流の推進に努め、学術交流及び学生交流を進めてまいります。