たんぽぽの会は、新発田市広域に在住する変形性股関節症の方で結成されている会で、本学理学療法学科の学生は、この交流会を通じて変形性股関節症の病態を理解すること、機能評価や動作分析方法を体験すること、変形性股関節症の機能・能力障害を理解することができます。
当日は、たんぽぽの会から11名、本学学生81名と教員2名が参加し、学生は11グループに分かれて、会員の方の問診、動作分析(立つ・歩く姿勢などの観察)、関節の可動域や筋力などの機能評価を行い、それぞれの方の体の問題点を考えました。また、会の方々と昼食を共にとり、その後各班の発表を行い交流会を終えました。
5時間の交流会は、あっという間に終了し、学生からは「変形性股関節症の病態について、より深く理解することができた」、「受け入れてくれる人としての深みを感じました」など多くの声を聞くことができました。
理学療法の仕事は、知識や技術だけでなく、人との心の触れ合いが大切だということを強く感じたことでしょう。
たんぽぽの会の方々のご協力に深く感謝致します。
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