今回の学会テーマは、「限りなき臨床神経生理学の発展」で、脳・脊髄・末梢神経などの機能や病態解明のために、分子生物学的研究や画像診断が大きく発展してきており、それに関連した教育セミナー・シンポジウム・ワークショップ・一般演題と約500題もの発表が行われました。
参加者は、神経内科、脳神経外科などの医師が大多数であり、臨床検査技師、臨床工学士、理学療法士、作業療法士などのコメディカルの参加はまだまだ少ないのが現状です。
本学からは、理学療法学科の学科長大西秀明先生、相馬俊雄先生、作業療法学科の桐本光先生が発表を行いました。また、理学療法学科の卒業生(2期生)である岩部達也さん(現:新潟リハビリテーション病院・大学院理学療法学専攻修士課程2年)が、「筋疲労課題中における大脳皮質運動関連領野のヘモグロビン濃度変化について」発表を行いました。(写真した)岩部さんは、フロアからの質疑応答にも落ち着いて、対応していました。
このような研究活動が、臨床におけるリハビリテーションの治療および評価に発展してことが期待されます。今後、本学の卒業生や大学院生が、全国および国際学会の舞台へと挑戦していってくれることを願っています。
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