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今年度から、小中学生に1人1台のタブレットなどの端末を配備され、本格的に教育のデジタル化が進む中、子どもたちへの視力への影響はさらに問題視されています。
文部科学省は公益財団法人日本眼科医会の協力のもと、今年5月~6月に、全国の小学1年生~中学3年生計9,000人を対象に近視の進行状況を把握する初の大規模調査を実施し、有効な対策を検討するとしており、眼の健康を守るための教育(眼育(めいく))は重要性を増しています。
[代表学生からのコメント]
視機能科学科4年 白川百花 さん
近年、子どもの近視化が問題になっています。さまざまな要因が考えられますが、ひとつにスマホなどの普及により、昔に比べて画面を見る時間が増えたことが挙げられます。そこで私たちは子どもの視機能を守るためにオンライン教材を制作しました。視覚機能の発達期にある就学前の近視予防教育が重要であると考えます。実際の講習は大画面スクリーンを使って、お子さまと対話しながら進めます。子どもの近視予防に役立つことを期待します。
本学視機能科学科は、卒業時に視能訓練士国家試験受験資格を取得するカリキュラムを配置しています。
課外活動として、保育園や幼稚園と連携し、「子どもの眼の健康」に関する保健指導を実施しています。
【2020年度活動実績】(抜粋)
・新潟えきなかこども園(2020年10月)
https://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/3155/
・鯖江市内の保育所、幼稚園(2020年10月~2月)
https://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/3252/
取り組みの一つとして、2019年度から福井県鯖江市と連携し、幼児期の子どもたちの視力検査体制の強化や眼の健康づくり「眼育(めいく)さばえプロジェクト」を推進するなど、新潟県内外問わず、子どもの眼の健康指導を展開しております。
眼育事業を契機に、2021年3月24日には鯖江市と包括連携協定を締結
今後は、新潟県内外の保育園や幼稚園、小学校を中心に、このオンライン教材を用いた眼の健康講座を実施する予定です。
この講座を通じて、子どもたちに眼の健康や大切さを理解してもらい、視力低下の防止や近視予防など、視覚の発達促進の一助になることを願っています。
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https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ort/
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