健康栄養学科鈴木ゼミでは、五泉市の高校生を対象に将来の生活習慣病予防に役立てるための朝食講座を実施しています。
五泉市では高校3年生の朝食摂取率(R5)が78%であり、目標値の100%に届いていない現状があります。調理実習を通して、栄養バランスの整った食事が摂取できるように取り組んでいます。
今年度も五泉高校、村松高校で実施をしました。
当日は、健康ミニ講座と調理実習を行いました。
1品で栄養バランスが整う「野菜クッパ」は、手軽に調理ができ、減塩で美味しいメニューとなっています。
【栄養価;1人分】
エネルギー 400Kcal
野菜の量 100g
食塩 1.7g
参加した学生の感想
大谷莉子(4年生):対象者へのアプローチにおいて、私たちだけではできないことを社会連携活動によって実現させることができるということを実感しました。高校を卒業して一人暮らしを始める人もいると思うので、私たちの朝食講座がこれからの食生活に少しでも役に立てれば嬉しいです。
横山愛(4年生):高校生と交流しながら行った調理は楽しくスムーズに進みました。五泉高校、村松高校の生徒の皆さんが意欲的に取り組んでくれたおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。
樋渡彩(4年生):「クッパのスープをあんかけにしても美味しいと思う」とアイデアが出ていました。高校生へ詳しい減塩方法まで理解してもらえてうれしかったです。
次年度の活動も楽しみにしています。五泉高校・村松高校のみなさん、ありがとうございました。
記事提供:健康科学部健康栄養学科 中村純子