10月12日(土)、13日(日)新潟医療福祉大学にて、新潟県藤楓協会と新潟県共催のハンセン病の歴史や病気について正しい理解を深めるパネル展が行われました。
パネルには、隠れるようにして家を出て療養所に収容される様子や、療養所で妊娠した女性の堕胎手術が行われた手術室、逃げ出そうとした患者を閉じ込めた監禁室、会うことのできない母親への思いをつづった手記などを伝える内容が展示されました。
パネル展に訪れた学生からは、「ハンセン病は高校の授業で習いましたが、実際に写真や手記を見て、今では考えられない現実が起きていたことに心が痛みました」と話してくれました。
今後も、パネル展は17~21日に「上越市市民プラザ」(上越市)、22~28日に「米百俵プレイス ミライエ長岡」(長岡市)、31~11月1日に「朱鷺メッセ」(新潟市)で開催される予定となっております。