本学では9月2日(月)から7日(土)まで、海外の協定校3校から学生と引率教員を迎え、新潟県によって採択された標記事業「保健・医療・福祉の人材育成を通じた新潟県の拠点性向上 ~東南アジアの若者との交流を通して~」を実施しました。本事業は、諸外国との経済交流や広域連携等を促進するため、県内の大学や経済団体、国際交流団体が行う、本県の拠点性の向上に資する取組や研究、グローバル人材の育成に向けた取組に係る経費を新潟県が補助金により支援するものです。
今回の事業では本学が海外の協定校サント・トーマス大学(フィリピン)、ハイズオン医療技術大学(ベトナム)、ハサヌディン大学(インドネシア)からそれぞれ学生3名と引率教員1名の計12名を迎え、実施しました。
海外から来学した学生たちは学内で保健・医療・福祉に係る講義を受けたり、ラボ・ツアーを行ったりしました。また、フィールド・トリップとして県内の病院や福祉施設、さらには小学校を訪問し、習字体験、弥彦神社参拝、温泉体験等を行うことによって、新潟県や日本の文化に触れることができました。
本事業を実施することによって、本学の学生はもちろん、訪問施設の職員の方々や小学生のみなさんといった新潟県民のグローバル意識を高めることができ、新潟県の拠点性向上やグローバル人材の育成に資することができたと思っています。海外から招いた学生たちも県内で様々な経験をすることにより、視野を広め、成長することができたようです。みなさんからは口々に、今回のプログラムを大いに楽しみ、充実した時間を過ごすことができたとの声が聞かれました。
新潟医療福祉大学では今後もグローバル人材の育成に向けて、様々な企画を行っていきます。
◆ラボ・ツアーの様子