新潟医療福祉大学では、3月20日に、保健・医療・福祉・スポーツの専門職を目指す高校生を対象とした「チーム医療体験会」を開催しました。
本学では、ワンキャンパスに6学部15学科が集う日本最大級の医療系総合大学という強みを生かし、「チーム医療」を実践的に学ぶ独自の連携教育を行っています。この連携教育を高校生に体験いただくことで、自身の目指す専門職の理解を深めていただくとともに、医療の現場で求められる連携・協働について学んでいただくことを目的に開催しました。
県内外から集まった高校1・2年生約30人が実習着に着替え、午前中はそれぞれの希望する資格・職業の体験を行いました。
臨床検査技師の体験(左)、視能訓練士の体験(右)
午後からはチームを作り、グループワークを実施。実際の患者さんの症例に対する治療・支援策について、グループで話し合いを行いました。
最後に、グループワークのまとめとして参加者全員の前でグループごとに発表を行いました。
医療の現場では、多職種の医療専門職が連携しながら一人の患者さんの治療にあたる「チーム医療」が行われています。
しかしながら、医療専門職を目指す高校生が実践的に「チーム医療」について学ぶ機会はありません。
今回の体験会を通じて、多職種連携を実践的に学ぶ機会を創出し、職業理解と将来の進路選択につながることを期待しています。