本学では、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITの総合大学というメリットを最大限に活かし、学部・学科の枠を越えて学ぶ「連携教育」を実践し、チーム医療・ケアをはじめとする「多職種間連携」について実践的に学ぶことを教育の特色としています。
2025年に国民の4人に1人が後期高齢者の超高齢社会が到来することが予想されています。現代の医療現場は「超高齢社会の到来」「医師・看護師の不足」といった様々な課題を抱えており、医師だけでなく様々な医療専門職が連携・協力しながら患者・対象者のケアにあたる「チーム医療・ケア」の考え方が不可欠になっています。
このたび9月6日(金)に連携教育の一環として開講される『連携総合ゼミ』の発表会を実施する運びとなりましたのでお知らせいたします。
2019年9月6日(金)【連携総合ゼミ】発表会概要
■実施日時
9月6日(金)10:40~15:50
■会場
新潟医療福祉大学 第2講義棟 2階 Q203教室
■受講者
本学4年生86名、本学大学院生4名、新潟リハビリテーション大学8名、新潟薬科大学4名、日本歯科大学新潟短期大学11名、アンヘレス大学2名、サントトマス大学6名、国立陽明大学4名、中山医学大学2名 【計127名】
■事例テーマ(抜粋)
中高年者のメタボリックシンドロームの改善 / 精神疾患を抱える家族への支援
高齢者の骨折予防・治療と生活支援 / 高齢者糖尿病合併症の支援策
アスリートへの栄養・投薬サポートとドーピング対策 以上
連携総合ゼミでは、学内外で修得した専門知識・技術を総動員し、チーム医療・ケアなどについて実践的に学んでいきます。ゼミでは、具体的な症例をもとに、関連する学科が混成でグループを形成し、グループワークを通じて具体的な支援策について意見交換を行い、検討結果を発表します。
本年度は、9月2日(月)~ 6日(金)の期間で実施され、参加学生らは18の事例テーマについてそれぞれのチームに分かれ、具体的な支援策を調査・検討し、9月6日(金)の発表会の場でプレゼンテーションを行います。例年、受講者からは、
「連携を通じて対象者の希望に沿った支援策を考えることができるようになった」
「総合ゼミを通じて様々な職種の視点や考え方の違いを学ぶことができるようになった」
という声があり、医療の現場に出て患者や対象者に「より良く生活してもらう」ことを考える視点をもった人材の育成につながっています。
つきましては、本発表会の様子について、広く県民の皆様に周知いただきたく、取材・報道くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。
>>チーム医療を学ぶ「連携教育」の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/team/