この研修では、前半4日間はカリフォルニア州立大学フラトン校の芸術学部ダンスコースへ訪問し、研修生が現地学生と共にバレエ・モダン・ジャズ等のレッスンを参加、作品発表会を行うことによって、学生間の交流を行うことを目的としています。
この大学への訪問研修は4度目となるため、このダンスコースに所属する先生方も温かく迎え入れて下さいました。シャイな日本人と繋がる機会をレッスンの中で設け、ショーイングや歓迎会等も企画していただきました。参加した研修生たちはレベルの高さに圧倒されながらも徐々に打ち解けていき、ショーイングによって作品披露を終えるころには、積極的に自発的に英語で対話をする姿さえ見られました。
研修の後半では、ロサンゼルスにおいて一般に開かれた民間のダンススタジオにて、ピラティスやバレエ、ジャズやHIPHOPなど多種多様のレッスンを受講しました。世界各地から集うダンサーと共にレッスンへ参加することにより、自分には無いものを感じることのできる貴重な時間を過ごしました。
最後に、ブロードウェー鑑賞では一流のエンターテイメントを見ることができ、参加した研修生たちも感激し、充実した有意義な9日間を終えました。
今回のような研修は一つのきっかけに過ぎないため、こうした「自分の足で現地へ出向き、自分の目で見て、自分の肌で感じる」機会で感じた思いを大切に、国際的な世界的視野を持ちつつ、今後の学生生活を豊かに学びあるものにしてもらいたいと思います。
最後に、出演した学生からのコメントです。
■斎藤梨華(健康スポーツ学科2年)
「今回、アメリカ研修に行きとてもたくさんの体験ができました。身体能力の高さや、レベルの違いをすごく痛感しました。間の取り方や、表情の使い方など参考になるところがすごくあり今後に生かしていきたいです。コミュニケーションの取り方も学び今後色んな人と関わりをもち吸収して行きたいと感じました。」
■箱岩輝(健康スポーツ学科1年)
「今回初めての海外研修に参加しました。1番感じたことは、スケールの違いです。アメリカではエンターテイメントが発達しているので、個々のダンススキルのレベルの高さやブロードウェイでの見たことないような動き、ストリートパフォーマーなど、たくさんの感動がありました。今回の研修を通して、「自分自身のエンターテイメント」というものを作っていきたいと思いました。」
■岩本風花(理学療法学科1年)
「今回の研修に参加しようと思ったのは『本場のダンスを体験してみたい。英語を少しでも話せるようになりたい。』といった理由でした。特にフラトン大学では、学生や先生方にとても暖かく迎えていただき、授業に参加させていただきましたが、意識の高さや、技術の高さ、練習内容などに圧倒されました。しかし、一人ひとりがベースは同じでもそれぞれの踊り方の個性は持っている印象で、ダンスの深さを知ることができました。レッスンの後など、時間がある日は観光をしたり、近所のスーパーに行ってみたりして実際にアメリカの生活に触れることもできました。ネイティブな英語に触れ、リアルな生活を体験することができ、とてもいい経験になりました。この研修での出会いに感謝し、研修で得た事をこれから活かしていきたいです。」
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