単なる再演ではなく、「座・高円寺ダンスアワード」のアーティスティック・ディレクターをはじめ、劇場の照明、音響、舞台の専門スタッフから直接アドバイスを受けながら、再び自分の作品に向かい合い、若い才能が自ら創造性を深め発展していくための時間が設けられています。
今公演で新潟医療福祉大学から初めて選出していただき、健康スポーツ学科2年茂木孝介が作者を務める『訝しげ』の作品を上演しました。出演したメンバーは、茂木孝介(健康スポーツ学科2年)、菊池綾(看護学科2年)、中林みなみ(健康スポーツ学科2年)、斎藤汐音(健康スポーツ学科1年)、箱岩輝(健康スポーツ学科1年)の5名です。
学生たちは10分近くの長い時間の作品をつくることは未知の経験であり、試行錯誤を重ねた4か月弱でしたが、貴重な機会を得てまた一つ成長し、自信をつけたことと思います。
このような素晴らしい機会を与えて下さったアートディレクターの竹屋さんをはじめ、スタッフの皆様に感謝申し上げます。
そして部員たちを応援して下さった教職員の皆様、保護者の方々に感謝申し上げます。
最後に公演に参加した学生からのコメントです。
■茂木孝介(健康スポーツ学科2年)
「座・高円寺ダンスアワードを終えて、この作品を再創造する期間は苦しい時が多かったです。作品をさらに深く考えて構成、振付を練り直し、伝えたい事をぶらさずに長編にするのは神経を使う作業でした。メンバーのみんなには迷惑をかける日々の連続でしたが、ここまでついてきてくれたことに感謝しています。また現地にいってからも他大学やディレクターのアドバイスを受け作品を変更したり、挑戦したりできる素晴らしい機会でした。またいい作品を作れるように日々努力していきます。」
■菊池綾(看護学科2年)
「三日間『座・高円寺ダンスアワード2019』に参加させて頂きました。富山で受賞させて頂いた作品を10分半の作品に再構成したものを三日間で更に改善し、お客様に見て頂くという経験は初めてであり、我々も戸惑うことが多くありました。ですが、毎回作品に変化を加えながら稽古を送る日々はとても貴重な時間であると共に稽古を積むごとに作品が新しいものへと進化していく過程を肌で感じることができ、とても刺激的な毎日でした。また、様々な指導者さまや他大学さんと交流する時間も多く、暖かく、アットホームな楽しい時間を過ごすことができました。
今後はこの公演で得られた経験を生かすと共に、新潟医療福祉大学のダンサーの1人として恥のないような生活をしていきたいです。
応援してくださった全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。」
■中林みなみ(健康スポーツ学科2年)
「今回、座・高円寺ダンスアワードに出演させて頂き、他校の作品を見させて頂いたり、専門家の方から沢山のアドバイスを頂いたりし、私にはない斬新なアイディアとダンス技術に圧倒された3日間でした。メンバーと共に作品をどう良くしていくかを考えることは大変でしたが、日々作品と共に成長していることを実感でき、改めてダンスの楽しさと奥深さを実感しました。この貴重な経験を部活動に還元できるよう、更に練習に励んでいきます。」
>>ダンス部の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/sport/dance/
>>ダンス部ブログ「新潟医療福祉大学 ダンス部通信」はこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/dance/