12月1日(土)、ちびっこハッピー☆ダンス教室の前半期最終回として「クリスマス発表会」を本学ダンススタジオで開催しました。
このダンス教室は、健康スポーツ学科のスポーツ教室の一環として行われているもので、今年で7年目になります。参加者は幼児(年中)~小学3年生30名定員で応募しており、リピーターの方も含めて毎年定員に満たすほどの子どもたちが参加しています。
今年度は初の試みとして、前半期は「ダンス領域指導実習」を受講する10名の健康スポーツ学科3年生が指導者となり、教室を指導・運営にあたって実施しました。
慣れない種目、慣れない指導に戸惑いや不安も多くあったと思いますが、10名がチームとなり入念な準備をして、最後のクリスマス発表会で前半期を締めくくることができました。
12月1日のクリスマス発表会では、子どもたちが練習してきた成果を披露するだけでなく、友情出演としてダンス部も出演し数作品披露、そして最後はダンス部による親子レクダンスも行われました。
想定した通りに行かないことも多々ありましたが、そうした思いがけない場面に直面すること自体が、学生たちの有益な経験値へ繋がっていると感じられました。
ダンス教室では、スポーツ教室の目的でもある、「子どもたちへのスポーツ体験の提供」と「学生たちの指導力の育成」が形になりつつある、意味のある実習となっています。
前半期に参加してきた受講生より、コメントです。
■武田慎吾(ダンス部、健康スポーツ学科3年)
「ちびっこハッピー☆ダンス教室を終えて、ダンスを教えることでなく、教室の企画・運営面での自分の力のなさをとても痛感しました。ダンス以外のところにも目を向けなければならないととても思いました。
この経験は、自分の将来に必ず生かすことができると思うので、うまくできなかった点をしっかり自分で整理して頭に叩き込んでおきたいと思います。自分ひとりではなく、全員で作り上げる大切さを学びました。」
■松田雄樹(健康スポーツ学科3年)
「今回、実際の子ども達を前にダンス教室という形で、様々なダンス指導を行ってきました。ダンスは初心者ということもあり、不安なこともありましたが、周りの学生や先生と一緒にダンス構成を決めたり、ダンス教室における役割分担をしたりして、上手く進行出来たことや、みんなと協力して、ダンス教室を成功させられたことが何よりも嬉しかったです。
1つの作品をみんなで作り上げる達成感や充実感が味わえたことは、私の誇りです。今回の経験を糧に、自分の足りない力をしっかりと把握し、小学校教員になるための努力をしていきたいと思います。」
■益戸郁実(健康スポーツ学科3年)
「ダンス未経験である自分たちが子どもを相手に指導できるのか、授業が始まった当初は不安でした。しかし、発表会本番、子どもたちの笑顔と元気よく踊るキラキラした姿を見たとき、達成感で胸がいっぱいになりました。約1ヶ月の指導を通して、ダンス指導の楽しさ、難しさ、そしてダンスの魅力を感じることができました。多くの経験と感動を味合わせてくれた子どもたちには本当に感謝しています。最高の思い出をありがとうございました!」
■小林聖一(健康スポーツ学科3年)
「ダンス教室初となる一般の学生が主体となり、自分達で指導を行いました。1、2回目は、子ども達と学生の間に緊張感がみえ、不安な気持ちもありました。それでも、子ども達と会話を重ね、距離を縮めることができ、子ども達の笑顔を多く見ることができました。
発表会当日、子ども達を含めて誰もが緊張したと思いますが、最後まで楽しく踊っていた子ども達の姿を見て、子どもの成長や自分の中で達成感を感じることができました。
子ども達に指導し、ふれ合える非常に良い体験ができ、次に生かしていきたいと思いました。」
>>ダンス部の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/sport/dance/