高崎義肢は1953年に会長 別当有光さんが創業しました。同社は義肢装具の製作適合のみならず、義足のパーツや工具のメーカーとしても有名で、高品質の製品は全国で使用されており、群馬県では最大規模の義肢装具制作会社です。
当日は別当有史社長が我々一行に同社の魅力を2時間半に渡って説明してくださいました。工場で製作されていた義肢装具はとても丁寧に製作されていたのが印象的でした。たとえば金属材料は通常の1.5倍の厚さのものが使われていたり、肌に触れるところの仕上げにとても気を配ってあったり、すべての製品に工夫が見られました。さらに驚いたのは工場と同じ規模の倉庫で、ありとあらゆる材料がきれいに整頓して置かれていました。もう一つの別棟には適合室があり、静かな環境で適合が行われているようでした。
今回の見学は群馬出身の一年生の清水優作君が企画し、仲間に呼びかけてスケジュールを組み実現しました。
見学の後、清水くんは社長さんに相談し、春休みに工場の中で勉強させていただくことになりました。社長さんから別れ際に『教育に役立ててほしい』と古い義足や装具を頂きました。
写真上 別当社長から義足について説明していただく
写真中 別当社長から高崎義肢オリジナルの工具について説明していただく
写真下 会社内を自由に見学する学生
義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/dept/medical/jiritsu/index.html