田村技師製作所は、昨年創業50年を迎えた伝統ある会社で、現在従業員数40名からなる優れた技術集団です。
見学会では、田村義則社長から会社の成り立ちなどについてご説明いただき、その後、自由に社内を見学させていただきました。CAD-CAMを応用したインソール作りなど同社が誇る最新の設備を見ることができ、また実際に装具を製作している様子など、大変興味深い見学をすることができました。
また、この日は義肢装具自立支援学科に教えに来ていただいている加藤義肢の加藤社長が、筋電義手を希望する患者さんのソケット製作のお手伝いに来ており、電動義手が患者さんの筋肉で実際に動く様子を見ることができました。
今回の見学は本学科学生の坂内沙織さんが企画し、仲間に呼びかけてスケジュールを組み、実現しました。
以下は坂内さんのコメントです
「何時間いても飽きないと思いました。見学では大きな胴体の石膏モデルが空洞になっていることにとても驚きました。また形が変わっていて何のためのものか分からないモデルがありましたが、社員の方に聞くとアキレス腱断裂治療用の装具用モデルだよ!と図を描いて親切に教えていただきとても勉強になりました。」
写真上:田村社長から会社の成り立ちを話していただく
写真中:会社内を自由に見学する学生
写真下:工場の中は興味深いものであふれていた
義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/dept/medical/jiritsu/index.html