講師にはドイツのオットーボック本社より、義肢装具マイスターのフォルカー・シュミット氏を迎え、第一線で活躍する10名の義肢装具士が全国から参加し、ドイツの最新技術を勉強しました。
セミナーでは、電気信号(リモコン)によって膝継手のロックを操作する「E-MAGコントロールシステム」と、通常の半分のパーツで機能を補う「ユニラテラルジョイントシステム」を用いて、ドイツらしいカラフルな長下肢装具をFRP(繊維強化プラスチック)で製作しました。そして実際の装具のユーザーに協力してもらい、出来具合をチェックしました。
また、セミナー開催中は本学学生らの見学会も随時行われ、普段見ることのできない最新技術を間近にして興味津々の様子でした。
セミナー終了後には、講師や参加者から「新潟医療福祉大学の設備はすばらしい」とお褒めの言葉を頂くなど大変有意義なセミナーとなりました。
義肢装具自立支援学科では今後もこうしたセミナーを積極的に開催していきます。
写真上:ドイツ人マイスターのシュミット氏による講習
写真中:機械室での作業風景
写真下:セミナーで製作した装具
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