受賞演題は、「Pressure interlocking control system prevents catheter suction toward the vessel wall」です。
ISBPは毎年開催される国際学会で、今年はSt. Petersburg, Russiaで開催されました。参加者の多くは医師で、高橋助教のように臨床工学技士として参加する人も少なくありません。内容は世界に先駆けた血液浄化療法に関連した先進的な研究ばかりです。
今回、高橋助教が報告した研究テーマは、血液浄化用カテーテル(以下カテーテル)が引き起こすトラブルを血液浄化用装置のシステムを用いて改善することを目的としました。これまでの高橋助教のグループでは、カテーテルの種類や留置血管の違いによる影響などを報告してきましたが、装置から試みた取り組みは世界で初めてです。また、この研究は新潟大学医歯学総合病院腎膠原病内科学講座の研究グループの協力のもと実施されています。
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http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/mt/