2023年8月、令和5年度(2023年度)科学研究費の配分について文部科学省から公表されました。その中で、新潟医療福祉大学(新潟県新潟市、学長:西澤 正豊)は、「スポーツ科学、体育、健康科学、およびその関連分野」において、2023年度は、新規採択累計数が103件となり、全国第4位(私立大学2位)となりました。トップ10に入った大学は全て首都圏大学もしくは国立大学で、創立100年以上の歴史を持つ中、地方の本学が上位にランクインすることができました。
参考資料『令和5年度科学研究費助成事業の配分について』(文部科学省HPより)
https://www.mext.go.jp/content/20230831-mxt_gakjokik-000031647_001.pdf
【令和5年度(2023年度)科学研究費採択件数(過去5年間の新規採択の累計数)】
◆リハビリテーション科学・スポーツ科学に関わる研究の紹介
江玉 睦明(リハビリテーション学部):アキレス腱捻れ構造の非侵襲的評価法確立と腱の構造と特性に着目した障害予防法開発
犬飼 康人(リハビリテーション学部):動的バランス機能を向上させるニューロモデュレーション技術の開発
相馬 俊雄(リハビリテーション学部):脳卒中片麻痺者における歩行支援ロボットの立脚支持と遊脚誘導機構の解明
圓 純一郎(リハビリテーション学部):ハンセン病末梢神経障害の診断と神経筋再生治療法の開発に関する研究
大湊 麗(リハビリテーション学部):二段階口蓋形成手術法における硬口蓋閉鎖時期の検討:鼻腔共鳴の定量評価の確立
塙 晴雄(医療技術学部):女子アスリートの鉄欠乏、貧血に対する新たな診断法の検証とメカニズムの究明
甲斐 千遥(医療技術学部):繰り返し受診マンモグラムを用いたがんの予兆予測AIの開発
星野 芙美(健康科学部):小学生のやせ願望・やせ行動の要因解明と教育プログラムの構築
馬場 康博(健康科学部):内受容感覚を効果的に高める浸水条件の確立とメカニズムの解明
中島 郁子(健康科学部):競技特性によるアスリートの行動抑制機能の違いと育成過程の変化
【新潟医療福祉大学研究力サイトはこちら】 → https://www.nuhw.ac.jp/research/
【リハビリテーション科学とスポーツ科学の融合による先端的研究拠点-Sports & Health for All in Niigata-」(SHAINプロジェクト)についてはこちら】 → https://www.nuhw.ac.jp/shain/
【スポーツ庁委託事業「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」についてはこちら(スポーツ庁HPより)】 →https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop07/list/1411047.htm