受賞演題は、「 非カフ型カテーテルのへばりつき現象は手技により改善するか」です。
非カフ型カテーテル(以下カテーテル)は、急性期の血液浄化療法に用いるデバイスです。このカテーテルは患者さんの静脈血菅から血液を出し入れするのに用いられ、治療中は臨床工学技士が管理します。血液を引き込む際に、カテーテルの先端が血管壁を吸引するへばりつき現象というトラブルは、治療中の患者さんを不安にさせるだけでなく、治療効率を低下させます。そこで手技によりへばりつき現象が改善するか検討したのがこの研究です。
田中杏実さんは髙橋ゼミに所属しており、「研究は大変ですが発表練習に何度もつきあってくれたゼミメンバーや外部の関係施設など、たくさんの人の協力があったおかげで発表することができました。感謝の気持ちを忘れずにこれからも、研究を続けていきたいです。」と話しています。
>>臨床技術学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/mt/