論文タイトルおよび著者名は以下の通りです。
“Sensorimotor Modulation Differs with Load Type during Constant Finger Force or Position”
Hikari Kirimoto, Hiroyuki Tamaki, Makoto Suzuki, Takuya Matsumoto,
Kazuhiro Sugawara, Syo Kojima, Hideaki Onishi
Published: September 18, 2014
ヒトが一定の筋力を発揮する際には、不動の物体に力を加える(Force task)、または物体を持つ(Position task)の二通りがあります(図1)。リハビリテーションの機能訓練に例えると、セラピストが加えた徒手抵抗に抗うのがForce task、これと同じ質量の重りを持つのがPosition taskにあたります。
本研究では、Position task中には、皮質感覚野の興奮性が、Force taskと比較して上昇しやすいことが明らかとなりました(図2)。本研究結果は、リハビリテーションのみならず筋力トレーニングなどにも活用されることが期待されます。
本論文は下記URLよりダウンロードができます(オープンアクセス)。
http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0108058
上から、図1、図2
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