本企画は、研究機関で行っている最先端の科学研究費の研究成果について、小学校5・6年生、中学生、高校生が、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。本学の企画は今年で6年連続の採択となり、約30名の高校生が集いました。
内容は、専門的には神経生理学、電気磁気生理学など少し親しみが湧きにくいものですが、以下のプログラム内容をご覧いただくと身近な学問に感じられるかもしれません。
1)筋電図を使い、腕立て伏せやスクワットで鍛えられる筋肉を知る。
2)経頭蓋磁気刺激装置を使い、「火事場のクソ力」を体験する。
3)陸上短距離競技のスタートでは、なぜ号砲から0.1秒以内に反応するとフライングになるのか? トップアスリートと自分の反応時間を比較する実験を通じ、ヒトが運動指令を脳で作り、それが筋まで届くのに必要な時間を学ぶ。
参加者の方々からは、「たくさんの実験を通して、科学が身近に感じられるようになった」「自分がやっているトレーニングで使う筋肉のことがよくわかった」「普段部活動で行っているトレーニングに活かしたい」などのコメントを頂きました。
写真上から
・ヘッドフォンから音が聞こえたら、素早く足を動かす実験の様子
・実験結果の解析をしている様子
>>作業療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ot/
>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/
>>運動機能医科学研究所の詳細はこちら
http://www.ihmms.jp/