国外に出ること自体が初めての松本さんでしたが、学部生の時から積んできた各種国内学会での発表経験を活かし、サバイバル・イングリッシュで質疑応答を乗り切りました。
松本さんは、より目的指向性が高い運動(課題の意味がはっきりした運動)により、脳卒中片麻痺患者の運動機能回復が促通するとの仮説のもとに、課題の目的指向性と大脳皮質運動関連領野の興奮性に関する研究を行っています。
また、松本さんは本学運動機能医科学研究所にも所属し、自らの研究に取り組むだけでなく、第一線で活躍する研究者達が行う研究の補助を行いながら、日々質の高い修行に勤しんでいます。その研究成果は、修士課程1年生ながらすでに国内学術雑誌に発表され、現在は2年次に国際英文学術誌への投稿をするための準備を始めているところです。
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